東京は下北沢。
数年前から駅前を再開発していて、大きく変化しています。
小田急線は地下に潜って、地上には新しい施設が次々と完成しています。
3月末には、井の頭線の高架下にミカンという施設がオープン。
ちなみに、ミカンとは、未完成の未完。
常に変わり続ける、完成しない、だから未完(ミカン)ということらしいです。
小田急線が地下に潜ったおかげでできたスペースに、
一時的にミニ公園広場ができました。
そのミニ公園広場にはポツンと土管が置かれています。
(通称ドラえもん広場。ドラえもんに出てくる空き地の土管みたいなので。)
公園と言えば、ブランコやジャングルジム、
砂場やシーソーなどがあって、子供たちが楽しめるようなものですが、
そこには、土管だけしかありません。
そこで子供たちは、その土管を使って遊ぶのかを考えて、
独自ルールの鬼ごっこやドロケイをしてみんなでワイワイと楽しんだり、
そこに座っていろんな話をしたりするわけです。
言ってみれば当たり前の話なんですが、
これが仕事をしていると当たり前ではなくなることがあります。
仕事を進めるため、成果を出すために、
「いやいや、コレがないし、アレもないし、そんなんじゃできませんよ。」と、
環境や条件に文句を言って、何もやらない人がいます。
それは、この土管しかない広場に対して、
「公園なんだから、遊具がないんじゃムリ!これじゃあ遊べないよ!」
と言うようなもの。
「今の条件や環境でできることなんていろいろあるんだから、自分で考えろよ」
って話ですよね。
結局のところ、
「アレがない、コレがない、時間もない、カネもない、人材もいない、だからできない。」
と言う人は、
「自分は何も考えれない、工夫もできない、仕事ができない人間なんです!」
と声を大にして言っている恥ずかしいオトナです。
ドキッとしたのは、ボクだけでしょうか?
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