土管を見て思う。「自分は仕事ができない人間です。」と大声で叫ぶ恥ずかしいオトナになっていないか。

投稿者: | 2022年4月4日
土管を見て思う。「自分は仕事ができない人間です。」と大声で叫ぶ恥ずかしいオトナになっていないか。

東京は下北沢。

数年前から駅前を再開発していて、大きく変化しています。

 

小田急線は地下に潜って、地上には新しい施設が次々と完成しています。

3月末には、井の頭線の高架下にミカンという施設がオープン。

 

ちなみに、ミカンとは、未完成の未完。

常に変わり続ける、完成しない、だから未完(ミカン)ということらしいです。

 

小田急線が地下に潜ったおかげでできたスペースに、

一時的にミニ公園広場ができました。

 

そのミニ公園広場にはポツンと土管が置かれています。

(通称ドラえもん広場。ドラえもんに出てくる空き地の土管みたいなので。)

 

公園と言えば、ブランコやジャングルジム、

砂場やシーソーなどがあって、子供たちが楽しめるようなものですが、

そこには、土管だけしかありません。

 

そこで子供たちは、その土管を使って遊ぶのかを考えて、

独自ルールの鬼ごっこやドロケイをしてみんなでワイワイと楽しんだり、

そこに座っていろんな話をしたりするわけです。

 

言ってみれば当たり前の話なんですが、

これが仕事をしていると当たり前ではなくなることがあります。

  

仕事を進めるため、成果を出すために、

「いやいや、コレがないし、アレもないし、そんなんじゃできませんよ。」と、

環境や条件に文句を言って、何もやらない人がいます。

 

それは、この土管しかない広場に対して、

「公園なんだから、遊具がないんじゃムリ!これじゃあ遊べないよ!」

と言うようなもの。 

「今の条件や環境でできることなんていろいろあるんだから、自分で考えろよ」

って話ですよね。

 

結局のところ、

「アレがない、コレがない、時間もない、カネもない、人材もいない、だからできない。」

と言う人は、

「自分は何も考えれない、工夫もできない、仕事ができない人間なんです!」

と声を大にして言っている恥ずかしいオトナです。

ドキッとしたのは、ボクだけでしょうか?

  

       

   

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