結局のところ、
何か新しいことをしようとしてもできないのは、
自分が原因です。
例えば、
「新しく英会話を始めよう」と、
「健康のために運動しよう」といったことから、
「身の回りを片付けよう」とか、
「生活習慣を変えよう」とか。
特にこの季節は、そうした”変化”をしようとする人が多いと思います。
しかし、なぜか取り掛かり、継続することができない。
そして気が付くと3日経ち、1週間経ち、半月が経ち、1か月が経つ。
そして、最初に「よし!やろう!」という気持ちは何処かへ消えて、
結局、今までと同じような生活になり、同じような思考に落ち着くわけです。
そして、時間だけが過ぎていき、「ああ、結局何も変わらないなぁ」と嘆くわけです。
これが当てはまるのは、ボクだけかもしれませんが。
これ、ボクの中に思考のバグがあることが原因です。
そのバグは、「タラレバ先延ばしバグ」です。
新しいことをするには、多少なりとも負荷がかかります。
そして、その負荷を乗り越えるためには、
ある程度気持ちや環境が整わないと取り掛かれないんです。
「今日は疲れていて明日も早いから、明日が終わったらやろう」と思っていても、
明日になったらなったで、今週中にやらなければならないことが出てきて、
「今週のやることが終わったらやろう」ということになり、
今週が終わると、
「はあ、疲れた。疲れているし、来週に落ち着いタラやろう」
「疲れが取れレバ、やろう」となり、
自分の中での気持ちや環境が整わないと思い込んでいタラレババグにより、
結局なにもやらないんです。
これ、ブログを再開しようとしたときに判明したバグ。
今まで毎日ブログを書いていたので、
「やろうと思えば、いつでもできるぜ!」と思っていましたが、
3月初旬から復活しようと思いつつも、結局今までできなかったのは、
この思考のバグがあったから。
先週から再開しましたが、正直、忙しい状況はそんなに変わっていません。
そこでわかったのは、結局のところ、
何か新しいことをするための気持ちや環境なんて、整うことなんてないんです。
何かひとつ落ち着いたら、その間に他のやる気を妨げることや、
取り組まなければならないタスクが出てきてしまうんです。
なので、とにかくやってしまう。
やることを小さく小さく砕いて1分でできるサイズにして、やってしまう。
そして、次のことを少しでもやって、次をやって、次をやってを繰り返す。
自分の気持ちが云々とか、時間がないから云々とか考える前に、
今の状況でできることをひとつ、またひとつやる。
それができないなら、誰かと約束したりして、
やらなければならない環境をつくる。
つまり、
気持ちや環境が整うから、新しいことに取り組めるのではなく、
新しくことに取り組み始めるから、気持ちや環境が整っていくんです。
ブログを一か月以上書かないで再開したことで気が付けた「タラレバ先延ばしバグ」。
いくつになっても思考バグはあるものですね。
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