仕事がデキる人は、やり方を極めるのと同時に、やり方を変えている。
「仕事がデキる人は、仕事を断る。」
こんなことを聞いたことがあります。
こう書くと、
「自分のやりたい仕事、できる仕事だけをやる」
みたいな自分勝手なヤツみたいに聞こえるかもしれません。
しかし、そういうことではありません。
仕事を断れる人というのは、
「その仕事の方針ややり方では上手くいかない
と瞬時に判断できる人」だと思っています。
どういうことか。
仕事は、人と人の間にあるものです。
なので、仕事をするということは、
相手の期待するやり方や結果があり、
そのやり方でやって、結果を出すことが必要です。
例えば、
上司が「この商品を今週中に100個売ってこい!」という仕事を課せられたとしましょう。
サラリーマンであれば、断れませんよね。。
「それは、できません。」と断ったら、こっぴどく怒られますし。
けれど、仕事がデキる人は、
上司の方針ややり方では、上手くいかないことを見抜きます。
ここが、とても重要。
どんなに仕事がデキる人でも、
その仕事の方針ややり方そのものに問題があるのであれば、
上手くいかせることはできません。
そりゃそうですよね。
上手くいかない方針ややり方では無理な話で、
上手くいかせるためには、上手くいく方針ややり方が必要です。
さらに言うと、
仕事がデキる人は、期待される結果そのものも確認します。
この 「この商品を今週中に100個売ってこい!」 の例でいくと、
お客さまに必要もないのに、無理やり100個売ってくるAさんと、
その商品を起点に新しい案件を発掘して、100個売るより大きな利益を生み出すBさん、
どちらの人の方が仕事がデキる人でしょうか?
上司が期待していた「商品を100個売る」という結果だけ見れば、Aさんですよね。
しかし、そのときにごり押しして売ってきたことが災いして、
その後は全く売れなくなってしまいました。
逆に、少し長い時間軸で見れば、
そのときは100個売れなかったBさんは、
そのセールスを起点にお客様の新しい課題を発見して、
その後大きな利益をもたらしたわけです。
さて、仕事がデキる人は、Aさん、Bさん、どちらでしょうか?
ボクから見れば、どちらも仕事がデキる人です。
ボクの場合、そもそも100個も売れないし、
その後大きな利益も生み出せないですから。。。
ただ、長い時間軸、お客様の課題を解決し、
より多くの利益をもたらしたことを考えると、
Bさんの方が仕事がデキる人かもしれません。
つまり、言われたままのやり方を極めるのではなく、
やり方を変えることも重要です。
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