事業を立て直すときに役立つ3つの視点。シンプルな手順で事業を理解しよう。
既存事業にジョインするとき、どんな視点を持って入るのか?
いきなり未知の事業領域に放り込んでいただいたので、
どんな手順で、どう整理していくのか。
今までもいろいろな事業に入らせていただきましたが、
自分なりの視点をまとめておこうかと思います。
と言っても、ものすごくシンプルです。
理解することは、3つだけ。
- 事業の構造の確認
- 数字の確認
- ゴールの確認
とてもカンタンですね。
まずは、事業の構造。
どんな事業で、どんな価値を、どんな商品やサービスに編集して、
どんな人に提供しているのか?
を確認します。
その上で、集客からリピーターになってもらう流れ、
その流れの中での業務と体制を確認します。
そうすることで、事業全体が見えてきます。
次に、数字です。
数字は、P/Lと呼ばれる損益計算書から見ます。
細かく見る必要はありません。
ザックリと、売上、粗利、販管費、営業利益を見て、
それぞれで金額が大きな項目を見る程度です。
利益が出ていないのであれば、
利益の出にくいP/Lの構造になっているわけで、
数字を見ると、どこに原因があるのかをつかめます。
最後は、ゴールの確認です。
現状は、事業構造と数字で把握できます。
その上で、「ああ、ここが悪いよね」というのは理解できて、
その部分部分での改善はできます。
が、その改善の結果、自分たちの理想を達成できるかと言えば、
ちょっと違います。
なので、長期的なゴールの状態を確認する必要があります。
そのゴールに向かって、現状をどう変えていくか、
それが戦略になり、戦術になり、
それを実施するためのリソースの再分配をするわけです。
そんな手順で事業を組み立てています。
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