視野を広げるためには、肉弾戦よりボールを落とす。

投稿者: | 2014年9月29日

#885 視野を広げるためには、肉弾戦よりボールを落とす。

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みなさん、こんにちは。

最近、息子のサッカーチームの攻め方に幅が出てきました。

それは、”ボールを落とす”というプレーが選択肢のひとつになったからです。

ボールを落とすとは。

”ボールを落とす”とは、1つ下のラインにボールを回すことです。

フォワードならばハーフ、ハーフならディフェンス、ディフェンスならキーパーにボールを回すことを”ボールを落とす”と言います。

今までは、とにかくゴールを決めたいので、みんなが「俺が、オレが」の肉弾戦でゴリゴリ前にボールを進めることしか考えていませんでした。

しかし、最近は一旦ボールを落として、そこからサイドチェンジやワンツー、時にはミドルシュート、クロスを入れるなど攻撃の選択肢が増えました。

ボールを落とすと周りが見える。

最前線のフォワードがボールを持つと、攻撃の選択肢はドリブルかシュートしかありません。狭いスペースのギリギリのところでボールを受けるので、見えているコースも限られています。

しかし、ボールを落とすと後ろの選手は全体が見えているので、スペースやコースの選択肢が増えます。

つい、自分の目の前にある少ない選択肢に全力を注ごうとしがちですが、一旦落として、攻めやすい形をつくる方が賢明です。

人生でも同じようなことがある。

人生でも同じようなことがあります。

目の前の仕事だけだと、視野が狭くなります。

今働いている会社だけだと、視野が狭くなります。

今の職業だけでは、視野が狭くなります。

会社や職業ではなく、働き方という位置、生き方という位置までボールを落として全体を見てみると、サイドや真ん中にスペースが空いていたり、新たなコースが見つかるかもしれません。

最前線で我武者羅に動くのもいいですが、意識の中には”ボールを落とす”選択肢も持っておくと可能性が広がります。

 

◆近況報告◆

今日は、社内打合せいろいろ。

1日1新:薄皮アンドーナツ。

 

今日も一日感謝です。