完璧な状態になったからできるのではなく、できなくても始めるから完璧な状態に近付くが正解。

完璧な状態になったら始める。

　

「今は忙しいから、落ち着いたらやろう」とか、

「今週は疲れているから、元気になったらやろう」とか、

やった方が良いことを、先送りにしてしまうことってありませんか？

　　

ボクは、よくあります。

というか、むしろそういう思考と行動様式が身についてしまっていて、

それを何とか変えたいと常々思っています。

　　

何をするにも完璧な状態なんてそうそう無いし、

何をするにも完璧だと思っているのは自分だけということは、

往々にしてあるものです。

　

例えば、サッカー。

試合中は、つねにパフォーマンスを上げるために、

状況把握をして、ベストなポジショニングを取って次のプレーに備えることは大事です。

　　

ただ、ベストなポジショニングができていないからといって、

「ごめん、今まだべスポジじゃないから、ボール回さないで！」

なんて言わないですよね。

　　

べスポジでなくとも、ボールがまわってきたら、

刻一刻と変わる状況に対応していかなければなりません。

　　

さらに、ボールを持って「ちょっと待って。今ベストな状態にするから」

なんて止まっていたら、アッと言う間に敵に囲まれてしまいます。

　

自分でドリブルするのか、パスをするのか、シュートしてしまうのか、

その状況で次のプレーを決めて、ゴールに近付けないといけません。

　　

逆に、自分の考える完璧の状態で、

「よっしゃ！完璧！ボールをくれ！」

と言っても、失敗することもあるわけです。

　

そうなると、その状況を把握して、

自分なりのベストパフォーマンスを発揮できるように準備は必要ですが、

上手くいくかいかないかはわからないってことですね。

　

なので、とにかく場数を踏んでいくこと、

失敗したら修正をしていくこと、

つまりは、完璧な状態になるからできるのではなく、

できるように始めるから完璧な状態になっていくの正解というわけです。

　

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