ビジネスは料理のごとし。美味しい料理は、素材で決まるようにビジネスは商品で決まる。
土曜日の晩御飯を担当ことになって、早2年。
毎週コツコツと料理をしています。
以前は、
ニンジンを切るのも、玉ねぎを切るのも、
調味料をいちいち測って混ぜるのも、肉を焼くのも、
とにかく時間がかかってしまう。。
3時間以上かかることもザラでした。
しかし、事前準備や段取りを考えるようになり、
包丁さばきもちょっとだけ早くなり、
調味料の混ぜる量も感覚でわかるようになり、
今では1時間ちょっとで完成できるようになりました。
「料理がデキるオジサン」は、ボクのひとつの在りたい姿なので、
これからも腕を磨いていこうと思う次第。
で、料理をしていると思うんですが、
料理って、ビジネスに通じるところがあります。
料理を美味しくするには、3つの要素が必要です。
それは、素材と調理と調味料。
良い素材、素材を引き立てる調味料、調理をする腕の3つが揃えば、
料理が美味しくなるのは間違いありません。
しかし、ひとつ欠けると美味しくなくなるわけで。
素材が良くても、腕が悪くて、調味料もマズければ、料理は美味しくなりません。
いくら腕が良くて、調味料が美味しくても、素材が悪ければ、料理は美味しくなりません。
まあ、調味料と腕だけで何とかなることもありますけど。
とは言え、ひとつでも欠けると料理は美味しくなくなります。
ただ、その中で一番大事なのは、素材です。
もっと言うと、良い素材は良い環境から生まれるわけですから、
素材が生まれる環境も大事です。
これは、ビジネスでも同じです。
商品が悪くても、売り方を工夫して無理やり売ろうとすれば、
一時的に売れるかもしれません。
しかし、無理やり売っても商品が悪ければ、
その悪評が広がり、二度と売れていくことはなくなるでしょう。
つまり、売り方を工夫したり、ゴリゴリセールスをするのではなく、
まずは、商品、
もっと言うと、そうした商品が生まれて育つ環境が大事です。
料理は、素材ありき。
ビジネスは、商品ありき。
ニンジンや玉ねぎを切りながら、そんなことを考えています。
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