歳をとるにつれてできることが増える人生にするために、人の振り見て我が振り直せ。
人の振り見て我が振り直せ。
人間生きていれば、毎日いろいろな人やことに出会います。
嬉しいこともあれば、悲しいこともあるし、
楽しいこともあれば、疑問に思うこともあります。
また、人の言動を見て、
「ああ、こういうところ、取り入れたいなぁ」と感じたり、
「なんでこんなことをするんだそうなぁ」と思ったり。
自分を棚に上げて、人の言動を「あーだ、こーだ」と勝手に思うわけです。
ただ、ボクがここで気を付けているのは、
人の言動を見て「あーだ、こーだ」と思うのは良いけど、
そのことに対して悪口を言うことは絶対にしないで、
「自分は大丈夫か?」という思考を回すようにしています。
例えば、仕事をしていて、
思い通りにいかないことは山ほどあるわけです。
思い通りにいかないときに、周りに目をやると、
「あの人は、なんでこうなんだ。腹立つわ~」とか、
「あの人、仕事サボってムカつくわ~こっちはこんなにやっているのに」とか、
イライラすることもあると思います。
そのときに、そういう人の言動にイライラしても仕方ありません。
なので、
「腹立つわ~。けど、自分は大丈夫か?」と見つめ直してみて、
「あ、自分もできていないわ。気が付けて良かった~。ありがたい」
と考えるようにするわけです。
先日も、こんなことがありました。
ボクの仕事は、事業環境に合わせて、
新しいツールを取り入れたり、やり方を変えたりすることがあります。
そんなときに、歳を重ねた人に多くは、
そうした新しいことや変化に対して、ものすごい抵抗感を示します。
やる前から「そんなことできない。」とか、
「わからないし、今までの方が楽だからやりたくない」とか、
「自分には向いていないからムリだ」といった感じで、
取り組む前から「できない、わからん、やりたくない」を連呼する方が多い。。
その言動を見て、自分自身の中にも”そうした抵抗感”があるから、
そこに反応してイライラする自分に気が付き、
気が付かせてくれたことに「ありがたい」と考えるようにしています。
さらに、冒頭に書いた「人の振り見て我が振り直せ」の通り、
自分自身は「こうなりたくない!」と考えて、
「そんな抵抗をせずに、積極的に新しいことや変化を取り入れよう!」
と思うわけです。
なぜなら、
歳をとればとるほど、できることが増える。
そんな人生っておもしろいですからね。
そんな感じで周りの人の言動を見ていると、
それはそれは学びになることばかり。
そして、自分の思考や言動のしつけをする機会に溢れていることに気が付きます。
さて、今日もいろいろなことに触れて、
良いところを取り入れて、気になるところを見直して、
歳をとればとるほど、できることが増える。
そんな人生にしていこうと思います。
FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
【kindle Unlimitedで無料!】
マーケティングの取扱説明書。