本年もありがとうございました。2021年は歳を重ねるたびに出来ることが増えるシアワセに気が付いた。
今日で2021年が終わります。
今年を振り返ってみると本当にいろいろなことがあって、
体感値での時間はいつもよりも速く、本当にアッという間でした。
大きな出来事の中でも一番にあがるのは、やはり母親の他界。
母親の他界は、やはりさみしいものです。
亡くなってから、遺品整理をしていると昔なつかしいものを大事にしていたり、
自分の想いをつづったいろいろなメモを見て母の周りへの気遣いや前向きな姿勢を感じたり、
母の友人から生前の人柄を知ることができる出来事などをお話してくださる機会があったりと、
母の強さや優しさを改めて知ることになりました。
母には、もう感謝しかありません。
もう少しだけ親孝行をしたかったとも思いますが。
とは言え、母の他界に触れて、自分の人生を改めて考えることがありました。
「人生でシアワセなことって何だろう？」と。
自分にとってのシアワセな人生って何なんでしょうね？
お金持ちになること？
有名になること？
美味しいものを食べまくること？
女の子にモテること？
自由に生きること？
どれもシアワセなことだと思いますし、
人それぞれ価値観が異なるのでどれも正解だと思います。
では、ボクにとっての”シアワセな人生”とは何でしょう？
それは、
できることが増えていく人生
だと考えるようになりました。
どういうことか？
母親は、最期のメモにこういう詩を書いていました。
できぬこと 一つ二つと増えるとも寂しさ抱き 心静かに
母親は、
最期自分でできることが少なくなっていくことに寂しさを抱いていました。
しかし、一方でボクにはこう言っていました。
できないことが増えてやってもらうことが増えたけど、
やってもらえるたびにありがとうって思うのよね。
できないことは減ったけど、感謝をすることは増えたのよね。
と。
と言いつつも、他界する前日まで、
自分でできることは自分でやろうとしていました。
自分で出来ることが増えることは、とても楽しいです。
小さい頃に、この感覚はみんな感じたことだと思います。
今までできなかった逆上がりができるようになる。
今まで一人でできなかったことが、一人で任されるようになる。
こうしたときにシアワセな気持ちになるのは、誰もが知っていること。
それが大人になるといつからか、
自分で出来ることしかやらなくなり、出来ることが限られていき、
挑戦すらしないので周りの変化に伴って出来ることが減っていき、
人生がつまらなくなってしまう、
ならば、その逆をしたら人生はシアワセになるのではないかと思う次第。
昨日より今日、
先週より今週、
先月より今月、
ひとつでもふたつでも、新しいことが出来るようになったら、
新しい可能性や未来を感じることができてシアワセを感じる、
それが積み重なって、シアワセな人生になるのではないかと思ったわけです。
さらに、最期は、できないことは増えていくけど、
その分、感謝できるということが増えていくので、
そのフェーズはそのフェーズでまたシアワセな人生だと思うわけです。
ボクはオジサンだけど、人生はまだまだこれから。
歳を取るにつれて、
出来ることを増やしていけるようなシアワセな人生をつくっていこうと思います。
本年もありがとうございました！
来年もよろしくお願いいたします！
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