「できない理由自慢」と「当たる宝くじなら買います」というオジサンにはなりたくない。
今年は昨年と違い、ちょいちょい忘年会がありました。
会社では、限られた人以外はあまり飲まないボクですが、
こういう機会で一緒に飲むと、
いろいろな本音やその人の思考が聞けておもしろいなぁと思います。
先日もこんな会話を繰り広げたことがありました。
「できない理由自慢」と「当たる宝くじなら買います現象」。
この二つは、かつてボク自身もハマっていた思考です。
まず、「できない理由自慢。」
これはよくある話で、
飲み会の席で「新しく変えていこう!」と言うと、
口では「いいね!やろう、やろう!」となるんですが、
翌日になったらその熱は冷めて、結局何も進まないというもの。
「あれ、どうなりました?」と聞くと、
「人がいないからできない。」
「ノウハウがないからできない。」
という”できない理由”を一生懸命に話してくれます。
その ”できない理由” に対して、何かしているかと思えば、
特に何をするわけでもなく、今の仕事で手一杯になっている様子。
そして、何も変えることなく時間だけが過ぎていき、
時代は変わっているのに、自分たちは変わることができないので、
どんどんと取り残されてしまうわけです。
それではイカンということで、
「変えていくために課題になっていることを解決していきましょう!」
と言うと、逆に「何をしたら良いんですか?」と聞かれます。
それを考えるのも仕事だし、
それを乗り越えるプロセスが成長にもつながるんだけどな、
と思いつつも、一緒に策を考えるわけです。
するとここで、「当たる宝くじなら買います現象」が起こります。
「当たる宝くじなら買います現象」とは、
読んで字のごとく、「うまくいく保証があるなら、取り組みます」というもの。
そんなモノはありませんよね。
「付き合ってくれるなら、告白します。」と言っているようなものです。
うまくいくか、うまくいかないかは、やってみなければわかりません。
やってみてうまくいかなくても、
うまくいく方法が見えてくるかもしれないし、
うまくいかせる方法をつくっていくのが自分たちの仕事です。
まあ、ひとつ言えるのは、やらないと衰退することは間違いありません。
「できない理由自慢」と「当たる宝くじなら買います現象」
こんな特性を持つオジサンにはなりたくないものです。
と言いつつ、これ、自分に当てはまっているんです。
自分は、変わることに対して、何もしていないし、
何かしようとしても、確証がないと動けない、動きたくないと考える、
そんな腰の重いオジサンなんです。
そんなんじゃイカンということで、
来年から、いや今から動きたいと思います。
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