目指せ会議上手!会議でカオスにさせる人、キレイに着地させる人の違いは、”前提合わせ”にあり。
いつも会議をしていて思うことがあります。
それは、
会議を仕切るのが上手い人と上手ではない人がいるということ。
そして、その会議を仕切る人によって、
会議が終わったときに、3つの着地があるということ。
一つは、キレイに着地する状態。
会議が終わったときに、決めたいことが決まり、
各々がいつまでに何をするのかが明確になった状態です。
二つ目は、カオス状態。
会議をしたら、トピックから逸れてしまったり、派生したりして、
何を話していたのか、何を決めればいいのか、
本来決めるべきことが決まらず、どちらの方向へ進めば良いか困惑してしまう、
そんな状態です。
三つ目は、何のためにやったのかわからない状態。
せっかく会議を開催したのに、
何一つ決まらず、表面的な議論にとどまり、
「じゃあ、次回の会議までに情報を集めましょう」
と先延ばしにして、「だったら、今回は開催しなくていいじゃん。。。」
という状態。
二つ目と三つ目の会議に当たってしまうと、
それはそれは疲労困憊になります。
なので、できるだけ自分が仕切る会議は、
キレイな着地することを心掛けています。
そのために、何が必要でしょうか?
注意していることは、ひとつだけ。
それは、【前提を合わせる】です。
カオスな状態になる多くの場合は、
前提条件がズレてしまっていることにあります。
その会議の目的(ゴール)の認識がバラバラ、、
その会議に必要な情報が集まっていない、
言葉の定義が違ってしまっている、などなど。
野球の試合をするのに、
ある人はサッカー、ある人はバレーボールのつもりで、
試合に参加するようなものです。
そりゃあバラバラになってしまいますよね。
なので、最初に【前提を合わせる】んです。
「これは、野球の試合だよ。
グローブやバットはあるよね。
ルールは理解してくれていて、こうしたら勝ちだよ。」
というように、
「この会議は、コレが目的だよ。
それを決めるために、この情報とあの情報は理解しているよね。
そのうえで、ココを決めて、誰が何をいつまでにするかを決めるのが着地だよ。」
といった感じで、最初に説明をするんです。
この時点でズレていたら、いくら話し合いをしても意味がありません。
まずは、前提条件を合わせる必要があります。
そこを気を付けるだけで「あれ?会議上手じゃん!」となりハズです。
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