#474 発想の補助線。

投稿者: | 2013年8月14日

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今日は、箱根で遊んでいます。涼しくていいなあ。
今日の体重 82.4kg。う~ん。
【補助線】
昨日、箱根の森美術館で、おもしろな子供向けワークショップがあり、参加しました。
親子で遊ぶスケッチブック
何てことはないスケッチブックに、大小の丸や四角、三角からフライパンや目玉焼きなどの簡単な絵が描かれています。
しかし、その紙質やサイズ感、そこに描かれている単純な絵に吸い寄せられて、なぜか不思議と何かを作りたくなる衝動にかられます。
子供たちは、その絵を見て、そこにある折り紙や色鉛筆を使って、いろんなものを描いていきます。よくまあ、そんなことを思いつくなあと感心します。
以前知り合ったお絵かき教室の人に聞いた言葉を思い出しました。
その人が、いろんなインクや粘土と畳10畳分の大きな真っ白な紙を用意して、子どもたちに「何してもいいよ!好きなように遊んでね!」と言うと、子どもたちの中には困惑する子が多いそうです。
「最近の子は、何もないところで「何を使っても、何してもいいよ」というと、「これしてもいい?」「あれ使ってもいい?」「何をしてはいけないの?」と聞く子が多いんです。」と。
何をしてもいいのに、最初にしてはいけないことを聞くしっかり子や、発想に枠を作ろうとする子、何もないところから何をしていいのかわからない子が多いようです。
そこでヒントをあげたり、ちょっとでもやってみせると、そこから子供たちは発想を広げて、大人の思いつかないものを作ったりするそうです。
実はこれ、自分にも当てはまるのかも。。と思いました。世の中には、たくさんのヒントや機会が転がっています。何をどういう風に組み合わせても自由です。なのに、してはいけないこと、枠を作っている自分があります。
気がつかないうちに知っている範囲でしか考えなくなってしまっているクセがついていることに気がついていないかもしれませんし、気がついていてもその枠を取っ払ろうと積極的にはしていないと思います。
さらにそんな思考のクセが、自分の子供にも影響しているかもしれないとその時に思いました。
しかし、何かのヒントや機会があると、実は発想が広がることを自分たちは幾度となく経験していると思います。
何もないところからの発想は難しいですが、思考の補助線みたいなものを使って、自分の思考をもっと広げていければいいなあと思います。
【3Knot CLUB】ではそんな補助線も提供していけたらいいなあと思っています。
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