楽をするために手を抜くのではなく、楽をするために全力で取り組む。
その昔の高校時代、柔道部でした。
そんなに強いわけでもないんですが、
稽古は、正月と試験前以外は基本毎日で、
夏休みや冬休みはほぼすべてが遠征や合宿でした。
そのときは「マジ、キツイわ~」と思っていたし、
街中の高校生カップルを見かけたときはシバいてやろうかと思ったし、
まあ、イヤでイヤで仕方なかったんですが、
今考えれば、そういう環境をつくってくださった恩師や親に感謝です。
で、稽古の時によく言われたのは、
「常に全力で取り組め。」です。
常に全力、常に本気でやらないと強くはなれず、
稽古の意味がないということ。
そりゃそうですよね、常に60%の力で稽古していても、
強くなれるハズがありません。
柔道部物語の手抜きの名古屋みたいなモノです。
手抜きはラクで、そのときは得した気分になります。
しかし、それは一時的なもので、
時間が経っても弱いままの自分に絶望するときが来ます。
これは、仕事や人生にも通じるところです。
常に全力を出さずに60%のチカラで取り組んでいたら、
60%がMAXのチカラになり、自分のチカラは下がります。
全力を出さない人は、常に全力を出さない癖がつき、
「全力を出す条件や環境が整えば、頑張るわ~」と考え、
全力を出すための思考や行動を自ら諦めているんですね。
一方、常に全力で取り組む人は、
いろいろな制約条件があっても「全力で取り組む」前提で、
その環境や条件を変えることから考えて、できることに全力で取り組みます。
すると、できることが増えて、結果的に楽にできるようになるんです。
つまり、楽をするには、手を抜くのではなく、
楽をするために、全力で取り組む必要があるということですね。
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