問題解決力を上げる唯一の方法は、問題発見力を身に着けること。問題解決するだけではいけない理由。
先日、家庭で問題が起こりました。
ボクにとっては、結構ショックな問題。。。
つい、感情的になってしまい、心が乱れてしまいつつも、
その問題を解決しなければならず(すぐに解決できるような問題でもない)、
「さて、どうしよう?」とアタマを働かせました。
まずは、気持ちを落ち着けるために「ありがたい大作戦」を実施。
「ありがたい大作戦」とは、ありがたくもないのに、
「ありがたい!ありがたい!」とひたすら唱えると、
「あれ?何がありがたいんだっけ?」と脳が勘違いして、
なんだかありがたい気持ちになってきて気持ちが落ち着くもの。
ちょっと感情的になったときは、「ありがたい大作戦」に限ります。
そのうえで、その問題に立ち向かうわけで。
問題に取り組むときは、鉄則があります。
その鉄則は、
問題解決は、まず問題の原因を発見をする。
です。
問題が起こったときは、ついその問題解決をしたくなります。
例えば、「頭痛がする」という問題が発生したとしましょう。
問題解決だけをするならば、頭痛薬を飲めばOKです。
頭痛薬を飲めば、とりあえず「頭痛がする問題」は解決しますから。
ただ「その頭痛はなぜ発生したのか?」を考えることは重要です。
風邪をひいたことが原因かもしれないし、
肩こりが原因かもしれないし、
目の疲れが原因かもしれないし、
アタマをぶつけたことが原因かもしれません。
その原因によって、対処する方法も変わり、
頭痛薬を飲まなくても良かったかもしれません。
また、その問題を再度発生させないように、
根本的な解決をする必要があります。
肩こりの原因が、
姿勢が悪いから発生しているのであれば、姿勢を正すことが大事かもしれないし、
血行が悪いから発生しているのであれば、運動やストレッチをして血行を良くすることが必要かもしれません。
要は、問題発生を発見して、
対処療法ではなく、根本治療が大事ということです。
言い方を変えると、「木を見て、森を見ず」ではマズいということ。
さらに、その問題には前提と発生したときの状態があり、
前提と状態をつかむことが問題発見につながるわけです。
病気であれば、
精密検査をして、検査結果を見て、原因を突き止めて、解決をする。
それを意識するだけで、問題解決力が向上します。
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