逆算思考無くして成果なし。逆算思考を身に着けるには何をしたらいいのか？
いろいろなチームを見ていて思ったこと。
それは、逆算思考の大切さ。
結論から言うと、
逆算思考ができていないチームは、成果が出にくい、
逆算思考ができているチームは、成果が出やすいです。
なので、仕事をおもしろくしたいのならば、
逆算思考ができた方が良さそうです。
では、逆算思考とは何か？
定義は人によっていろいろとあると思いますが、ボクの個人的な定義は、
ゴールを描き、現状を知り、
ギャップを埋めるための手段、方法、スケジュールを考える思考。
または、
行動したくなる、やらざるを得ない考え方。
です。
この逆算思考が大切なのは誰もが一度は聞いたことがあると思いますが、
それができない理由は２つあります。
ひとつは、そもそもゴールが描けていない。
逆算思考は、ゴールが起点になって、
そのゴールを達成するための要素を分解していき、
今やるべきことを決める考え方です。
なので、ゴールがなければ逆算思考はできません。
ボクも含めて逆算思考ができない人は、
今の仕事に手一杯で、目の前のことばかりに時間が取られている中で、
「今のまま頑張れば、良いことあるかも」とか、
「なんとなくの目標はあるけどなぁ」というレベルで
逆算思考の逆の積上思考になっており、
逆算思考に必須の具体的なゴールがありません。
なので、まずは逆算思考に必須の具体的なゴールを決めることが大事。
もう耳タコですし、当たり前のことなんですけどね。
もう一つは、ゴールにいたるプロセスが描けないケース。
ゴールまでのプロセスを考えるときに、つい現実的に考えてしまうですね。
せっかくゴールを描いても
「いやいや、そうは言っても現実問題、ムリっしょ。」と
考えることをやめてしまうんです。
なので、そういうときは自分の思考を遠投する必要があります。
遠投する方法は、とてもカンタン。
100倍にするにはどうしたら良いか？を考えるだけ。
今の売上を100倍にするには？
問合せ件数を100倍にするには？
利益を100倍にするには？
え？100倍って思いますよね。
そんな風に100倍にしようとすると、今の発想では達成できないことがわかります。
でも逆に言うと、そこから今とは全く別の方法で考え始めるわけで。
それは、イコール今の考え方を棄てるということになります。
棄てることがスタートになり、そこから新たに考え始めるのが第一歩になります。
一方で、プロセスを考えるにも考え方のフレームワークを知らないこともあります。
ゴールまでのプロセスをゼロから考えようとしても、難しいものがあります。
それは、知識やフレームワークが無い自分を知ることになり、
そこから自分で学ぶきっかけになるわけです。
ということで、つまりは、
自分の思考を棄てること、日々の情報収集や知識の向上が、
逆算思考ができる体質になる方法ということです。
逆算思考は一日にしてならず、
ということですね。
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