第二領域の活動は大事だけど、第二領域の活動ができる状態をつくらないと。。。
昨日、第二領域のことを書いていて、
以前にこんな相談をされたことを思い出しました。
その相談は赤字の事業の人からの相談で、
「長期視点が大事なのはわかるけど、
目の前の赤字を何とかしないといけないから、
第二領域とか言っている時間がないんです。。」
といった内容です。
カタチは違えど、
長期視点が大事なのはわかるけど、
なかなか結果が出なくて不安になるし、
それよりも短期視点で何とかしないとどうにもならない、
こうした悩みは誰もが持ちますよね。
すごいよくわかります。
この場合、事業であれば、
とにかく利益を出さなければ撤退せざるを得ません。
なので、まずは長期視点よりも、
短期的に利益を確保しなければならない。
もしくは、利益が出るように体質改善をする期間の
おカネを確保しなければなりません。
その上で、
長期視点の計画や準備をするような第二領域活動をするわけです。
利益も出せない状態で、
いきなり未来に向けての第二領域の活動だけしていたら、
どうにもなりませんよね。
「未来のために健康維持のために運動をしよう!」と言っても、
風邪をひいていたらまずは風邪を治すことが必要ですよね。
「未来のために、複業の準備をしよう!」と言っても、
生活できる収入が無ければ、まずは生活できる経済基盤が必要です。
第二領域の活動ができる状況に改善するために
第二領域活動をできる状態にしないといけません。
なので、この赤字事業の人についていえば、
大事なのは、短期的に必要な売上と利益を確保する、
その上で長期視点のマーケティングの仕組みをつくることが大事です。
まあ、言ってしまえば当たり前のことですが、
第二領域の活動が大事と言っても、
まずは第一領域の活動を整えて、
第二領域の活動ができる状態をつくることが大事です。
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