ビジネスのフロントとバックエンド。自分の役割を改めて考えてみた。
ビジネスには、攻めと守りの両面があります。
イメージしやすいのは、
営業は攻め、総務や経理は守り、
そんなところでしょうか。
攻めのことをフロント、
守りのことをバックエンド、
なんて呼び方をすることもあります。
最近、会社のビジネスの中で、
ボク自身の役割を改めて考える機会がありました。
もともとは営業だったので、フロントでの仕事ばかりでした。
フロントの仕事は、売上と利益というわかりやすい数字があり、
その数字が大きければ大きいほど「ああ、オレ、仕事してるわ」と実感できて、
華やかで目立つことができる傾向があります。
ただ、仕事を取る上でバックエンドの人たちから、
「こっちだって忙しいんだから、そんな仕事はムリだ」とか、
「そんなのウチの会社じゃできない」と言われることもあったんです。
そのたびに、
「いやいや、それを実現することを考えるのが仕事でしょ?」
と思っていました。
そして時が経ち、
ここ数年はボク自身がマーケティングやら、バックエンドの仕事をしています。
先日、フロントの営業から「こんなことをしたい」と依頼がありました。
そのときボクは「いやいや、今のウチの仕組みじゃムリだわ」と口にしたんです。
そこで、ハッと思ったんです。
「おいおい、自分が営業をしていたときに、バックエンドの人に対して
「いやいや、それを実現することを考えるのが仕事でしょ?」
と言っていたくせに、自分、何を言ってんの?」
と一人ツッコミをしてしまいました。
ビジネスというものは、表からしか見えません。
なので、内部の事情なんて関係ないんです。
例えば、マクドナルドで、ポテトが冷めていたらどうでしょう?
文句を言って、交換してもらいますよね?
でも、お店の人から「いや、今日は人手がないので、我慢してください。」と
言われたら怒りますよね。
ボクは、それと同じようなことをしているんです。
ただ、一方で社内的な事情があるのも事実。
どちらが偉くてすごいと言うことではなく、
両方が手を取り合いながらビジネスを組み立てなければ上手くいきません。
そこをバランスよく整える仕事は、とても重要です。
なので今は、バックエンドの環境を整えて、ビジネスを組み立てて、
売上が伸びやすい環境をつくることが役割だと思った次第で。
フロントで目立ちたい欲が強かった自分ですが、
こうした外からは見えないところでコツコツと環境をつくる、
それが自分の仕事なのだと思った次第です。
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