マーケティング力は一日にして成らず。マーケティング力の5つのチカラを鍛えよう。
「マーケティング力をつけたい!」という人によく出会いますが、
マーケティング力をつけるにはどうしたら良いのでしょうか?
結論から言います。
身もふたもないですが、「とりあえずやってみる」しか方法はありません。
そんな風に思っているので、質問された人に
「とりあえず、何でもいいから自分で何か売ってみたら?」と言ったら、
「ああ、この人は、冷たい人なんだなぁ」みたいな目で見られました。
まあ、どう見られても良いと思いつつも、
少し自分の中でも「マーケティング力」について言語化しておこうと思いました。
そもそも「マーケティング力」って何なんでしょう?
マーケティングとは、買いたくなる仕組みをつくることです。
その結果、継続的に売上が上げる仕組みになります。
なので、マーケティング力があると、
ビジネスを組み立てることができることができるわけです。
なんだか、カッコいいですね。
その「マーケティング力」は、5つあると思っています。
- 困り事を探すチカラ。
- 困り事を解決する術をつくるチカラ。
- 戦略をつくるチカラ。
- 実行するチカラ。
- チューニングするチカラ。
です。
一つ目は、困り事を探すチカラ。
ビジネスは困り事を解決することなので、
困り事が世の中の困り事を知らなければいけません。
困り事は、見渡せばそこいらじゅうにあるもの。
なので、そうした困り事をキャッチできるチカラのことを言います。
二つ目は、困り事を解決する術をつくるチカラ。
困り事をキャッチしたら、その解決策をつくらないといけません。
その解決策は、自分がゼロから考えるものではなく、
日常生活や自分の経験からアイデアを組み合わせてつくるものです。
それが、商品やサービスになるわけですね。
なので、言い換えると商品力とも呼んでいます。
三つ目は、戦略をつくるチカラ。
困り事と解決策をマッチさせるために、どうしたらいいか、
それを考えるのが戦略をつくるチカラです。
戦略をつくるためには、ゴールを決めて、現状とのギャップを埋めなければなりません。
ときにはマーケティングのフレームワークも使いながら、
ゴールイメージをより鮮明にして、そこまでのロードマップを描く。
そのロードマップはあくまで仮説が前提になりますが、
できるだけ確度の高い仮説をつくることが求められます。
四つ目は、実行するチカラ。
戦略をつくっても、実行しなければ絵に描いた餅、
なんの意味もありません。
一人で実行するなら何とかなるかもしれませんが、
組織で動くとなると、立ち位置や役職にもよると思いますが、
それなりのパワーと人間力が必要になってきます。
それも含めて実行するチカラと呼んでいます。
五つ目は、チューニングするチカラ。
実行して、一発で思い通りにいくことはありません。
ほぼ100%、上手くいかないハズ。
上手くいかないことで「オレにはマーケティング力がない」というのは早計。
そこからいかに上手くいくように工夫するのかが重要。
つまりは、上手くいくようにチューニングしていることができるチカラです。
で、結局、この5つのチカラをつけるにはどうしたらいいかと言えば、
本を読んで勉強するも良し、セミナーで学ぶも良し、ですが、
自分でやってみるしか方法はありません。
なので、無責任に聞こえるかもしれませんが、
「とりあえずやってみたら」と言うわけです。
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