マーケティングには仕入力が必要。自分の仕入力を鍛えず、成果は出せない。
マーケティングの仕事というと、
「パーッと華やかな」とか、
「なんかおもしろそう」とか、
どちらかというとポジティブなイメージを持たれます。
なので、
「マーケティングの仕事がしたいです!」
みたいに言う人が多いわけですが、
実際、マーケティングの仕事で成果を出すことができる人は、
ほんの一握りです。
では、成果が出せる人と出せない人、その差は何なのでしょう?
それは、”仕入力”だと思います。
マーケティングの仕事で成果を出すためには、
理論的なことも大事ですが、
経験、情報がモノを言います。
どんな仕事でも同じですが、
理論的なことだけを知っていても、
そこに経験と情報が加わらなければ、成果を出すことはできませんよね。
なので、自分で質の良い経験や情報を仕入れる”仕入力”をつけることが大事。
にも関わらず、
「いや、そうは言っても会社が仕入ができる環境を整えてくれない。」
「上司がわからんちんで、勉強する機会をつくってくれない。」
なんて言うようであれば、言い方は厳しいかもしれませんが、
マーケティングの仕事には向いていません。
そうした状況があるのはわかりますが、
そうした状況を変えることもまたマーケティングであり、
状況を変える経験こそが自分の仕入力を高めることにつながるという考え方を持つと、
自分の”仕入力”は高まります。
さらに、マーケティングに直接関係する経験や情報だけでは足りません。
マーケティングで成果を出すには、
基本的な会計やシステムの仕組み、
その業界の商習慣やビジネスの構造、
などの情報を知らないと全体的な設計ができません。
他にも、
普段の生活の中での気付きや他の会社のキャンペーン、
ネーミングや細部のこだわりなどなど、
いろいろなことが自分のマーケティング力を高める”仕入”につながります。
なんで、そんなことを思ったかというと、
ボクのボスと一緒に街を歩いていたときのこと。
花屋さんのちょっとした売り方に気が付いて、
足を止めて調べてみたり、
その売り方を自分たちでもできないか考えていました。
これも仕入ですよね。
常にアンテナが立っているので、
いつでもどこでも”仕入”できるわけです。
マーケティングの仕事に限ったことではありませんが、
自分が提供できる価値を高めるためには、
自らの仕入力を上げることが大事ということです。
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