鳥の目、虫の目、魚の目、コウモリの目。問題は4つの視点で見ると解決しやすい。

投稿者: | 2021年11月19日

鳥の目、虫の目、魚の目、コウモリの目。問題は4つの視点で見ると解決しやすい。

鳥の目、虫の目、魚の目、コウモリの目。問題は4つの視点で見ると解決しやすい。

ビジネスをしていれば、

毎日のように問題が降ってきますし、

解決できていない課題も増えていきます。

 

それらの問題や課題をどうやって解決していけばいいのか?

そんなことをよく考えています。

 

問題を解決できなければいけないわけですが、

その前段階で、もっと重要なことがあります。

 

それは、そもそもその問題を正しく見ているか?

という問題。

 

問題の親分的な問題ですね。

 

人は、会社の風土や文化、今までの経験や情報、状況によって、

気付かないうちに死角が生まれます。

 

目の前の問題を解決しようと考えるにも、

本当に対処すべき問題があっても、

解決するのに不足している情報があっても、

死角に入っていたら、そもそも見えないわけです。

 

なので、自分では問題を解決できないときに、

「なんで、うまくいかないんだろう??」

「そんなハズではないのになんでだ??」

といくら頑張っても成功しないし、

間違いを永遠と続けるし、

そもそも死角があることに気が付いていないケースもあります。

 

なので、問題に取り組むときは、

視点を上下左右表裏に持つことが重要です。

 

ボクの中ではたくさんの視点を持つときに引き出す工夫は、

「鳥の目、虫の目、魚の目、コウモリの目」

を使うように意識をしています。

 

みなさんもきっと聞いたことがあると思いますが、

この4つの視点を意識するだけで、

だいぶ視点が増えて死角が減ります。

 

ボクが言うまでもありませんが、

それぞれの視点の基本はこんな感じです。

 

鳥の目。

上から見ることで、つまりは俯瞰する視点。

上から全体を見ることで、ゴールや自分の位置、

ゴールまでのルート、条件、前提、構造などを確認する視点。

 

これを考えることで、

そもそも方向は間違えていないか?

どこで詰まっているのか?

前提を捉え違えていないか?

などがわかります。

 

次は、虫の目。

問題を掘り下げて、分解して、細分化する視点です。

 

問題があるということは、原因があります。

その原因はひとつではなく、いろいろな構成要素があります。

その構成要素をひとつひとつ見ていくことで、

なぜその問題が発生したのか?

どんな条件だと問題が起こるのか?

などを改めて確認することができます。

 

その上でどこに手を入れて、

どんなことを、いつまでにやれば良いのかが明確になります。

 

三つめは、魚の目。

全体の流れや時間軸で問題を見る。

鳥の目にも似たようなところがありますが、

時間軸で考えることが魚の目です。

  

世の中の流れやトレンドを見てみる。

問題解決のスケジュールは破綻していないか。

そうした”流れ”をつかむ視点のことです。

 

四つ目は、コウモリの目。

問題を逆から見てみるという視点。

つまりは、発想を転換させることです。

  

自分たちの常識や前提を疑ったり、

固定観念を捨て去ったりするわけです。

 

自分たちの視点ではなく、お客さまの視点で考えるというのは、

一番簡単なコウモリの目です。

 

ということで、問題を解決するときに、

この4つの視点を持っていると便利かもしれません。

  

   

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