CRMやSFA、MA。ツールの売込みのときに考えるのは、自分たちのレベル。

投稿者: | 2021年11月14日

CRMやSFA、MA。ツールの売込みのときに考えるのは、自分たちのレベル。

CRMやSFA、MA。ツールの売込みのときに考えるのは、自分たちのレベル。

マーケティング領域では、さまざまなツールがあります。

 

マーケティングオートメーションやら、SEOやら、

CRMやら、BIやら、チャットボットやら、名刺管理やら、

なんやかんや、ものすごくたくさんのツールがあります。

 

それらのツールを取り扱う会社から、

営業電話やメールが毎日来るわけで。

 

ほとんどはスルーしてもらいますが、

ちょっとした興味がわいたり、タイミングが合えば、

業界調査のために、30分だけ話を聞くことにしています。

 

で、その営業トークで多いのは、成功事例の会社紹介です。

 

「コンバージョン数が2倍になりました!」とか、

「CTRが3倍になりました!」とか、

「入電数が半減しました!」という話を引き合いに出して、

「なので、このツールを入れたらすごいんですよ!」

というのがほとんどです。

 

そして、そうした言葉に踊らされてツールを導入してみたものの、

「全く改善しない。」というのはよくある話。

 

そこで、

「このツール、全然使えないじゃん!」と、

改善されない原因をツールのせいにしてはいけません。

  

そりゃそうですよね。

 

「このバットは、イチローが使っていて打率が3割を超えました!」

という謳い文句を聞いてバットを購入するも全く打てなくて、

「なんだよこのバット、全然使えないじゃん!」と言うようなもの。

 

バットが悪いのではなく、バットを使う人に問題があるんです。

 

いろいろなツールややり方も同じです。

 

ツールを使いこなせない自分たちに問題があります。

 

ツールを使いこなすためには、

今のデータやシステム、運用する組織体制や人のスキル、

そうしたいろいろな要素がからむわけです。

  

にも関わらず、

「このツールさえ導入すれば、良くなります!」

という甘い言葉に躍らされてはいけません。

 

逆に、そうした売込みを受けた時は、

自分たちがそれらを使いこなせる仕組みや体制になっているのか、

を見直すいい機会ととらえることです。

 

ツールに頼るな、自分を磨け。

 

そのツールが自分たちに合うか、

言い換えると、ツールを活用して自分たちのゴールに近付けるか、

そこを考えることが大切です。

 

 

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