反対するなら案をくれ。結局は、変わるなら、変わるための代償を払う覚悟が必要。

投稿者: | 2021年11月11日

結局は、変わるなら、変わるための代償を払う覚悟が必要。

結局は、変わるなら、変わるための代償を払う覚悟が必要。

組織の中で、仕事の流れを変えるのは、

そこそこのパワーが必要なものです。

 

それは、DX(デジタルトランスフォーメーション)もしかり。

  

「現状のままでは、厳しい状況に追い込まれる」、

そうしたことを多くの人は理解はしているんです。

 

しかし、何かを変えようとすると、

「自分たちが変化をすることで負担がかかるのはイヤだ。」

ということがよくあります。

 

いわゆる「総論賛成!各論反対!」という類のものです。

 

先日も、友人の会社であったことを聞きました。

 

「中長期でこんなビジネスモデルにしていこう!」と大方針を立てました。

 

みんな賛成したわけですが、

それぞれの部門に落とし込んで進めようとすると、なぜか全然進まない。。。

  

「なんで進まないんだろう。。」とそれぞれの部門に聞くと、

「総論はわかるんだけど、そんなのできないよ。」ということが山のようにあるんです。

 

「できない」というのは、

”今”のイメージや思考を基準に考えるからできないだけであって、

やり方なんて山ほどあるわけです。

  

もちろん、各論について反対するのは良いんです。

ただ、反対するなら、代替案を出すことが必要だよね。

 

つまりは、「反対するなら、案をくれ。」ってことです。

  

仮に「できない。」というのであれば、

そもそも”あるべき姿”を変えなければなりません。

 

そして”あるべき姿”は、自分たちで決めるものだから、

良い悪いはありません。

 

自分の手の届く範囲で「あるべき姿」を設定するもよし。

自分の手の届く範囲をはるかに超えたところに「あるべき姿」を設定するもよし。

 

言い方を変えると、

「各論反対で代替案が出ない」ということは、

あるべき姿になるための代償を払いたくないということで、

「このままでも致し方ない」ということです。

   

もし、あるべき姿にならなければ、「倒産してしまう」となれば、

死に物狂いで何とかしようとするハズですから。

 

結局は、自分たちが変わるための代償を払う覚悟があるか否かです。

 

そんな話をしていて、

自分自身にも当てはまることだなぁと思った次第。

 

さて、あなたには”あるべき姿”があり、

現状とのギャップを埋めるために犠牲を払う覚悟はありますか?

 

 

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