電気の消し忘れ、業務の間違い。意識をせずともできるようにするには仕組みが一番。

投稿者: | 2021年11月3日

電気の消し忘れ、業務の間違い。意識をせずともできるようにするには仕組みが一番。

電気の消し忘れ、業務の間違い。意識をせずともできるようにするには仕組みが一番。

我が家のヨメは、電気をつけっぱなしにするクセがあります。

洗面所を使った後は、ほぼ電気をつけっぱなし。

 

「電機はつけたら、消すものだよ。」

「電気代がもったいないし、消す習慣を身につけようよ。」

と何度となく伝えていますが、今のところ効果なし。

 

仕方ないので、ヨメが使ったあとはボクがフナムシのように、

サササっと洗面所に行って、電気を消すのがの習慣です。

(フナムシは、海の掃除役とも呼ばれ、人知れず、

海に落ちているゴミをサササっと処理してくれる生き物。)

  

話は変わって。

仕事で業務改善の話を聞いていたときのこと。

お客さまからの注文を入力をする業務で、

商品の単位を間違える人がいました。

 

例えば、商品Aは10個単位、商品Bは12個単位で販売しているのに、

商品Aを24個、商品Bを20個といった感じで間違えてしまう。 

 

そのおかげで、数量を修正したり、お客さまに連絡する業務が増大。

困った上司は、その問題を解決するために何をしたのでしょう?

 

「商品Aは何個単位で販売していますか?」などの問題をつくり、

テストをして、全員が合格するまでやり続けることにしました。

 

しかし、なかなか全員合格することはできずに、

相変わらず入力を間違えたり、お客さまにご迷惑がかかってしまっていました。

  

この二つの話で共通するのは、 

相手に注意したり、何とかさせようと思ってもムリなこともある、

ということ。

 

その状態を解決するには、

意識をしなくともデキるようにしてしまうことが大切。

 

電気を消し忘れるのであれば、

センサーをつければ、自動で電気がついたり消えたりするので、

消し忘れは無くなります。

 

入力ミスが起こるのであれば、

入力できないようにシステム制御をすれば、

単位を間違えると入力できないので、間違えることはありません。

 

ただ、その仕組みにするのにはお金がかかるので、

費用対効果は考える必要はありますが。

 

「いくら言っても変わらない」のであれば、

言わなくても良いように、自分側で仕組みをつくる発想が大切です。

 

と言いつつ、センサーを導入するのは厳しいので、

今日もフナムシのように電気消し忘れチェックをしています。

 

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