よくあるマーケティング施策が上手くいかない理由。つまみ食いをする前に土台を固めよう。
「マーケティング施策で、なかなか効果が出ません。
どうしたらいいですか?」
そんな質問をされることがあります。
それに対して、いきなりズバッと正解を言うことはできません。
そりゃそうですよね。
ボクはエスパーではないので、
「マーケティング施策で、なかなか効果が出ません。 」
という情報だけで適切な回答ができるハズもなく。
それで回答ができたら、
病院へ行って「頭痛がするんです。」と言ったら、
お医者さんが詳しく聞かずに「じゃあ、これ飲んで。」と言うようなもの。
まずは、状況を聞かないとわかりません。
そこで、話を聞いていくと、よくある症状があります。
それが、【つまみ食い施策病】。
この症状は、つまみ食い的にちょこっとやってみて、
成果が出ないとすぐにやめてしまうようなことを繰り返しているんです。
Instagramがキテると言えば、Instagramをやる。
Facebook広告がキテると言えば、Facebook広告をやる。
もちろんビジネスではスピードが大事なので、
施策をドンドンやるのは良いとは思います。
ただ、思い付きやちょっとだけカジっておしまいとしては、
たまたまのまぐれ的に当たることはあっても、
継続的に良い結果につながることはありません。
その前に、土台をシッカリと固めることが大事です。
土台と言うのは、P&Gで言われている
WHO-WHAT-HOW(誰に、何を、どうやって?)
です。
ここを固めず、かつちょこっとつまみ食いをして、
上手くいかなければ見直すこともしないで、
次から次へとつまみ食いをしていては、そりゃ上手くいかないよね、
という話です。
マーケティング施策をするために、
マーケティングのキホンを固めることが、
ビジネスにおいて遠回りに見えても実は効果的ということです。
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