#866 ポジティブは一日にしてならず。
みなさん、こんにちは。
あなたは、突然目が見えなくなったらどうしますか?
昨日、Fさんが主催された会で、全盲のヨットマン”ヒロさん”こと岩本光弘さんのお話を伺いました。ご存知の方も多いと思いますが、ヒロさんは昨年ニュースキャスター辛坊氏とともにヨットで太平洋横断にチャレンジした方です。
貴重なお話を本当にありがとうございました!
心が震えたお話。
あなたは、突然目が見えなくなったらどうしますか?
私だったら、恐らくその現実に打ちひしがれて絶望し、その現実をなかなか受け入れられないでしょう。さらには怖くて外にも出られないでしょう。
ヒロさんは、苦しみ、悩んだ末に、その状況をポジティブにとらえ、ご出身の天草から東京へ、さらに東京からアメリカへ、そして太平洋横断にチャレンジするわけです。
自分の状況をポジティブにとらえるまでには、想像を絶する努力や複雑な思いがあったことは容易に想像できます。
それにも関わらず、今までの人生での辛いこと、悲しいこと、様々な出来事を楽しそうにお話してくださる姿に深い感銘を受けました。
見えないからこそ、見えるものがある。
ヒロさんがポジティブに考えるようになったきっかけは、「見えなくなったことには意味がある。目が見えていても、見えていない人がいる。見えないからこそ、見えるものがある。見えていない人を勇気づけるために生きているんだ。」との声を聞いたことだそうです。
そうはいっても、その時点から何でもポジティブにとらえられたわけではありません。
そこからまた悩み、苦しみ、たくさんの問題にぶつかり、振り返ってみて、そこが起点になったことに気がついたそうです。
ポジティブは一日にして成らず。
ヒロさんは、「環境はなかなか変えられないけど、心の持ちようで幸せになれる。」と仰います。加えて、「何かにぶつかり、コンコンと叩いて、厚いなと思ったらワクワクした方がいい。」と言います。
この類の言葉は、きっとどこかで聞いたことがある人も多いでしょうが、ヒロさんのご経験から発せられるこの言葉は、重みが全く違います。言葉では言い表せられませんが、その場にいるとそれがすごく伝わってきます。
そう仰っているヒロさんは、きっと今でもいろんな悩みや問題を抱えていると思います。
ヒロさんからしてみたら、それは問題があるのは当たり前で、それをどうとらえるか、どうやってワクワクしようかを考えることが習慣になっているのだと思います。
では自分はどうか?
今回の話を聞いて、心が震えました。
しかし一度日常生活に戻れば、しばらくは前向きに考えられても、ちょっとしたことでネガティブな面が顔をのぞかせ、気がつくと小さくなってしまいます。
私の場合、これさえすれば一発でポジティブになれる!なんてことはありません。
意識的に、1秒でも1回でも意識的に多くポジティブな姿勢をとり、その積み重ねでポジティブになっていくだと思います。その姿勢を取り続けるのは修行あるのみです。
昨日、自分の恵まれている環境に感謝したくなるとともに、その環境でもっともっとチャレンジしなくてどうするの??と自分の甘さに鼻血が出そうでした。。
ヒロさん、本当にありがとうございました!
◆近況報告◆
今日は、面接、社内MTG、社外MTG予定。10月のハーフマラソンに向けて、そろそろゆっくり走りださないと。。
1日1新:方眼レポート用紙。
1D1A:タスクリスト整理。
今日も一日感謝です。