仕事は前倒しと前捌きが基本。下流で何とかするより、上流で整えよう。
戦略をつくって、現場に落とし込んでクルクル回す。
ここ最近は、そんな仕事もやっています。
戦略をつくるのもなかなか思うようにはいきませんが、
それを現場に落とし込んで回すのは、もっと重かったりします。
戦略が決まって、
「戦略はこうなったから、来週からこうしてね。」
と言って回るものでもありませんから。
戦略に沿って、一つ一つの業務を整理して、仕分けして、
業務フローを変えることが必要になります。
そんな仕事をしていて思うのは、
すべては上流で整えることが大事。
です。
どういうことか。
例えば、目の前に幅10mの川があったとしましょう。
その川には、ゴミが散乱して流れていました。
そのゴミを拾わなければならないとなると、かなりの重労働ですよね。
川いっぱいに散乱しているゴミを収集するために、
大きな重機を使ったり、たくさんの人に協力してもらったりと、
ものすごいコストがかかります。
大事なのは、どうやって効率的にゴミを収集するか、ではなく、
どうしたらゴミを収集しなくて済むのか、を考えるんです。
その答えは、上流でゴミを流さないようにすれば良いわけですよね。
同じような話に、開いた窓の話もあります。
窓から風が吹いて、机の上の書類が部屋に散乱しました。
その書類を効率的に拾おうとする前にやるべきは、
窓を閉めることが効果的だよね、という話。
つまり、仕事は上流で捌くことが大事なわけです。
戦略をつくり、現場に落とし込んで回そうとするときには、
常に上流で捌いて流す設計にすることを意識することが大事です。
そんなことを考えながら、粛々と戦略をカタチにしていこうと思います。
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