商品クレームを言ったら、思いがけない対応。それを自分の血肉に変えるのがオトナというもの。
商品には、不良品がつきものです。
商品にもよりますが、
できるだけ不良品を無くす努力はするものの、
不良品を無くすためのコストや時間とのバランスもあるので、
なかなかゼロにはできません。
先日、とある商品を購入したら、不良品らしき商品が混ざっていました。
頑張って我慢をすれば使えないことはないけど、使いにくいわけですよ。
なので、その会社へ問合せをしました。
「不良品らしき商品が混ざっているので、交換をお願いしたいのですが。」と。
すると、意外な答えが返ってきました。
「その商品はそういう商品も入ってしまう商品なので、仕方ないんですよ。」と。
「へ?これ、御社にとっては良品なんですか?」
まさかの答えに、戸惑うボク。
「いやいや、良品のモノと比べたら一目瞭然でおかしいと思いますが?」と聞くと、
開き直って同じように「そういう商品なので。」の一点張り。
それ以上言っても時間のムダなのでやめました。
もう二度と買うこともありませんし。
ただ、ここで思うわけですよね。
事前に説明をしてくれれば、買わないという選択肢も取れたわけです。
そして、お互いに嫌な思いをしなくて済む。
事前に言えば説明、後から言えば言い訳。
改めてそのことを思ったんです。
自分も事前に説明をすることを忘れないようにしないと、
また、そもそもお客さまから見た品質をキチンと担保しないと、
と。
こうしたことにただムカつくことだけで終わらすのではなく、
人の振り見て我が振り直せ、
自分のことに置き換えて今後に活かせば、
こうしたことも自分の糧になるというものです。
とは言え、どうしても我慢できなかったので、
上司を出してもらい、こちらの要望に応じてもらい、事なきを得ました。
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