今の状況が悪いのはなぜだろう。短期と長期のバランスを考えて、今の時間の使い方を考える。

投稿者: | 2021年10月26日

今の状況が悪いのはなぜだろう。短期と長期のバランスを考えて、今の時間の使い方を考える。

今の状況が悪いのはなぜだろう。短期と長期のバランスを考えて、今の時間の使い方を考える。

今の状況が悪かったとすると、その原因はどこにあるのでしょう?

 

例えば、売上。

 

会社の営業部で、今月の売上が悪い状況だとしましょう。

今月もあと少し。

 

そんなときに、

「何とかしろ!売るまで帰ってくるな!」と発破をかける上司。

 (今はそんなこと言う人はさすがにいませんかね。)

それを受けて、営業マンは無理矢理にでも売ろうと奔走します。

 

そして、来月分を今月に押し込む、

押し売り的にでも買ってもらう、

そんな”力技”で何とかしようとすることが、

美徳とされているところもありました。

  

結果的に売上を達成すれば「よくやった!」と褒めて、

達成できなければ「気合いが足らないんだ!」とプレッシャーをかける、

一昔前は、そんな風潮もあったようです。

 

しかし、この状況の中をもう少し細かく見てみると、

営業マンのタイプが、二つに分かれていました。

 

Aタイプは、

「とにかく今月の数字を何とかしよう!」として、

無理矢理にでも押し込んで、達成したらワーッと飲みに行くタイプ。

「今月ヤバい!」となって、「無理やりでも何とかしないと!」となり、

訪問件数を倍増させて、夜遅くまで頑張った結果で達成した、

そんなストーリーはとてもわかりやすいし、達成感があります。

  

Bタイプは、

「今月の売上は、半年前、一年前の成果だ。」として、

粛々と未来に対しての種をまく行動をするタイプ。

今月の売上が悪いのは、今までの戦略や施策が悪かったと割り切り、

未来へ向けての行動の見直しをして、新たな種をまき始めます。

短期的な成果を狙っていないので傍から見るとムダに見えますが、

長期的な成果につながっているわけです。

 

どちらのタイプが良い悪いを言いたいわけではなく、

もちろん両方必要だと思います。

 

長期で考えていても、今墜落したら元も子もないわけですから、

短期での成果も当然必要です。

 

ただ、短期ばかりで考えていても、

長期的に考えることをしなければ、いつまで経っても苦しい状況が続きます。

 

なので、目の前の短期を整えつつ、長期で投資をすることが大事。

 

七つの習慣風に言うと、

第一領域をこなしつつ、第一領域が終わったら第四領域に行くのではなく、

第二領域の活動に投資をしようということです。

 

そして、第二領域の活動できる時間を増やして、

良い状態を生み出す状態を、長期的に考えて、粛々と投資をする。

 

短期と長期のバランスを考えて、

今の時間の使い方を考えることが大切ですね。

  

  

24時間すべてを自分のために使うタイムマネジメント大全

面白いほど役に立つ 図解 超一流の時間力

超多忙な弁護士が教える時間を増やす思考法

     

【kindle Unlimitedで無料!】
マーケティングの取扱説明書。

サラリーマン複業