整理整頓もせず、期限と数字が入っていないマーケティング計画は、ムダでしかない。
「マーケティング部門で何とかしてよ。」
売上が思うように上がらなかったり、
そもそも売上を上げるためにどうしたらいいのか困惑したときに、
こういう依頼が来ることがあります。
いつも言っていることですが、
マーケティングは、魔法ではありません。
なので、相談の場で魔法の杖を「エイッ」と一振りして、
翌日から売上がバンバン上がるなんてことはありません。
が、「こういう方向へ進むために、こんなことしたらいいんじゃない？」
という方向性を示すことはできます。
その方向性は、特別なことではなく、やろうと思えばだれでもできることが多く、
実は、そうした基礎的なことをやっていない場合が多いんです。
ゆえに、目新しさもなければ、「そんなの知ってるよ」みたいなことが
とても多いものです。
とは言え、ボク自身はその考え方とやり方で今までやってきて、
その結果として、悪くはない成果を上げています。
なので、大枠では間違えていないのだろうと思うわけで。
そのプロセスは、いたってシンプルなのでまとめておきます。
これを知っているだけで「おぬし、手練れか？」と思われる可能性もなきにしもあらず。
売上を何とかするためには、何とかするプロセスがあります。
そのプロセスは、いたってシンプル。
大雑把に書くと、
- 目標の状態をまとめる
- 目標の数字をまとめる
- 現状の状態をまとめる
- 現状の数字をまとめる
- 目標と現状のギャップを確認する
- ギャップを埋める手段をまとめる
- ギャップが埋まると変わる数字をまとめる
- 手段を実施するスケジュールをつくる
- 実施してみた結果報告会の日を決める
- 報告会で1~9をする
です。
ものすごくカンタンですよね。
これをするだけで、自身でも「こうすれば良いんだ！」ということや、
「当たり前にやるべきことが、できていなかったわ」ということが
フワーっと見えてくるんです。
それが見えてくれば、自分たちで計画をつくることができます。
そして「よし、早速やろう！」となるのはいいんですが、
そこに数字と期限を決めるのを忘れてしまうことも多い。
数字と期限を決めないと、振り返りや感覚で進んでしまうので、
再現性を持たせることができなくなり、
継続的に売上を上げることが難しくなるんですね。
ゆえに、
『マーケティングは整理整頓』
『数字と期限が無い計画は、マーケティングには存在しない。」
と思っています。
No organize, No marketing
No Time limitm, No marketing
No KPI, No marketing
ですね。
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