「売上を上げたい!」となったときに勢いも良いけど、状況を整理するだけで見えてくることがある。
売上を上げようとするとき。
どこから、何を、どうやって考えれば良いのか?
商売をしている人は、感覚的に「ここに手を入れれば、売上は上がる!」とわかりますが、ボクのように商売ベタな人にそれを理解するのは、ちょっと難しい。
だから、どこからどうやって考えれば良いのかを自分の中でまとめています。
と言っても、いたってシンプルなものですが。。
「売上を上げたい!」と考えた時に、何をするか?
まず確認するのは、「いつまでに、どれくらい売上を上げたいのか?」を明確にすることです。
1年で100万円の売上をつくるのと、半年で1億円の売上をつくるのでは、そもそもやり方が異なります。
なので、「よし、集客するぞ!」とか、「とにかく営業かけまくるぞ!」みたいに勢いあまるかもしれませんが、ちょっと我慢して、まずはそこを明確にします。
次に、その目標売上をわかる範囲でその売上を因数分解します。
因数分解は、誰でも知っている通りの【客数×客単価】を用います。
売上を上げるには、「客数を増やすか」、「客単価を上げるか」しかありません。
ですが、「客数がわからない」とか、「客単価がわからない」ということもよくあります。
まずは、そこを整理することが大切。
そして次は、「客数」を分解します。
客数は、既存客と新規客に分けてみます。
そこが見えていない場合もよくありますが、基本的には既存客にアプローチするのが王道です。
次に、「客単価」を分解します。
ボクの場合の「客単価」は、「一回当たりの購入金額」の場合と「年間購入金額」の場合のふたつで使い分けています。
「一回当たりの購入金額」は、「一回の買い物で買ってくださる商品点数」、「商品一個当たりの平均単価」に分かれます。
なので、一回の買い物での商品点数を増やすか、商品一個当たりの平均単価を上げればいいんだなぁとわかります。
そのために、セット商品をつくったり、高額商品をつくったり、安い商品をやめたり、スポットセールをやったり、購入時におススメをしたり、買いやすい場所に商品を置いたりするわけですね。
やれることは、意外と限られています。
また「年間購入金額」は、 「一回当たりの購入金額」 に「購入回数」を掛けた金額になります。
なので、購入回数を増やしてもらうためにできることを考えればいいわけです。
そのために、DMを送ったり、メールをしたり、電話をしたり、限定レア商品をつくったり、想起してもらう機会をつくるわけですね。
同時に物販ならば在庫を積むのと、オペレーションを考えることも必要ですが。
これだけ整理するだけでも、自分たちが何をすべきかが見えてくることがあります。
かなりシンプルですよね。
にも関わらず、いきなり施策を考えてしまうとドツボにハマってしまいます。
「売上を上げたい!」と考えたら、勢いも良いですが、一度状況を整理することも大事ですね。
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