質より量。できる人はやっている。良いアイデアを生み出す方法はシンプルです。
質より量。
マーケティングの施策アイデアにおいても、同じだと思っています。
ビジネスでは、マーケティング施策を考える場面があります。
集客の施策、リピートの施策、客単価アップの施策などなど。
そうした施策アイデアを1個求められたときに、あなたはいくつ考えますか?
多くの人は、「1個と言われたんだから、1個でしょ?」と考えます。
そして、自分の中で「これだ!」というアイデアを1個だけ考えようとしてはいないでしょうか?
ボクは、そのタイプでした。
「効果的な施策を考えよう!」となったときに、とびっきりのアイデアを1個を一生懸命考えるんです。
しかし、これは自分の中で”とびっきり”というだけの話。
「とびきりの1個を考えてきました!」と言っても、それがダメだったらまた考えることになります。
それならば、最初から「1個と言われましたが、3個考えてきました!」とした方が良いと思いませんか?
その3個も、違うアイデアの切り口の3個を出す。
そうすると、1個がダメでも、2個目、3個目があるので、1個のときよりも当たる可能性が高まります。
さらにもっと言うと、3個のアイデアを出すために、100個のアイデアを考えてみるんです。
100個出そうと思うと、そう簡単にはいきません。
自分の視点だけで100個だすのは難しいので、いろいろな視点を取り入れる必要があります。
常にネタを探たり、トレーニングをしていないと、100個なんてカンタンには出てきません。
しかし、100個無理やり考えてみて、そこから生まれた「これはないだろう」と思うアイデアが案外当たってしまったりすることがあります。
そうした経験が血肉になり、さらに”濃い”100個のアイデアが創れるようになるわけで。
これを常に繰り返していると、1個と言われて1個しか考えない人よりも、「あいつのアイデア、すごい使えるよね」となる可能性が高まります。
ただ、1個で良いのに100個も考えるなんて、大変ですよね。
しかし、1個のアイデアのために100個考えて、3つに絞るということをやっている人はいるわけで、それはメチャクチャ良いトレーニングにもなります。
1個と言われていても、100個のアイデアを出して、そこから篩(ふるい)にかけて3個に絞って提示する。
その意識を持っていると、良いアイデアが出せる人になれると思います。
つまりは、1個だけ出すのか、100個出すのか、この意識から生まれる微差の積み重ねですね。
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