言語化して説明することをしないオジサン。それでは仕事になりません。
仕事において、言語化をして説明をすることは、とても大切。
マーケティングやシステムの仕事に関わるようになってから、その重要性を痛切に感じています。
ボクが営業職の頃。
当時の営業部は、気合い、根性が基本だったので、こんなやり取りが多いところでした。
上司「売上が悪い!ちゃんと営業をやっているのか?」
部下「はい!もっと頑張ります!」
以上、みたいな。
他にも、
上司「これが売れるまで帰ってくるな!」
部下「はい!頑張ります!」
以上、みたいな。
昭和の体育会系感がハンパない状態。
そんな猛烈ブリはおもしろいし、良いところもあります。
さらには、そこで上司に質問したり、相談したところでロクな答えは返ってこない。
上司は何も考えていない(失礼!)し、聞いても仕方ないから、自分で都合良くやってしまおうと考えていました。
時は経ち、ボクが営業のマネージャーになったとき。
ボクが当時の上司から言われたように、部下に言ったんです。
そうしたら、部下から
「”ちゃんと”って、どういうことを”ちゃんと”と言うんですか?」
「なぜこれを売らないといけないんですか?」
と質問されました。
当時のボクは、バカ丸出しで「まどろっこしいことを言っていないで、自分で考えて、とにかくお客さんのところに行ってくりゃいいじゃん!」と、とにかく押し通す態度をしていました。
さらに「自分で自分の仕事のやり方や進め方を考えられるから、チャンスじゃん」などと思っていました。
ハア、お恥ずかしい。。。
しかし、そうではありませんよね。
本人も「やりたくない」と言っているのではないんです。
むしろ、しっかり対応したいし、心地よく仕事を進めたいから聞いているんです。
それならば、上司のボクは説明責任を果たさなければいけません。
部下の理解度を把握して、どうしたら成果につながる最適な行動を実践できるか。
その説明責任を果たすことが大事です。
まさに言語化ですね。
特に今の仕事でからむシステムの打合せでは、言語化しなければどうにもなりません。
「とりあえず、良い感じ作っておいて!」なんて言えませんから。
「言語化して、説明をする」は仕事の基本。
改めて、そう思いました。
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