DXのことを考えるときに、頭のパンクを防ぐために”はしごの話”を頭に浮かべる理由。
最近は、DXのことばかりを考えているので、そのキーワードに過敏に反応してしまいます。
DXを進めるに「どうしたらいいのだろう?」と考えることも重要です。
ただ、その前に、
「そもそも、なぜDXを推し進める必要があるのだろう?」
「自分たちのDXとは何なんだろう?」
という問いの方が重要です。
そんなことを考え始めてしまうと、ビジネス全体を考えることになり、途端に頭がパンクしそうになります。
そのパンクを防ぐために、ボクはいつも事前準備として、”はしご”の話を頭に浮かべます。
”はしご”の話とは、いたってシンプル。
ゴールにたどり着くためには、かけた”はしご”を効率的に登る必要があります。
効率的に登るには、ヒト・モノ・カネ・情報などを効果的に使う必要があります。
しかし、一番重要なのは、”はしご”を正しい場所にかけなければ意味がないということです。
要は、目的と手段を今一度整理するっていうことです。
ビジネスでは、売上を上げることに主眼がおかれて、つい”はしご”を効率的に登る方法ばかりに目が行きがち。
しかし、それよりも、
「自分たちのゴールはどこか?」
「どこに”はしご”をかけなければならないのか?」
を考えることが重要です。
DXを考えるときも、DXはあくまで手段なんです。
そもそも自分たちのビジネスのビジョンや目的は何なのか?
そこが定まっていなければ、”はしご”をいかに速く登ってもたどり着いた場所は全然違うなんてことにもなりかねません。
そんなことを思いつつ、自分たちのビジネスで、DXをどう進めていくか、そんなことを考えています。
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