無人の山中が木が倒れた時、音はするか?音波が音になり、音に目的と意味を加えてコミュニケーションになる。
ボクはオフィスで声を掛けられても、気が付かないことが多いんです。
部下が「●●さんから電話です。」とか、「●●の件で報告したいんですが」とか言っても、周りは聞こえていてもボクの耳には入ってこない。
そして、近くの人が「●●さんが話しかけていますよ」と教えてくれて気が付きます。
オレ、耳の遠いおじいちゃんか。。
耳に入ってこない原因は、単細胞だから。
ひとつのことに集中すると、周りのことが入ってこないんですね。
最近は、在宅が増えたので、コミュニケーションツールが入り、ピロピロとパソコンの画面で表示されるので気が付けます。
で、こんなときにふと、ドラッカーさんなのか、仏教(だったかな?)の問いを思い出します。
その問いとは、
無人の山中が木が倒れた時、音はするか?
というもの。
どうでしょう?
音はするのでしょうか?
その答えは、「音はしない」です。
なぜなら、無人で誰もいないから。
木が倒れた音波は発生するけど、音波はただのデータだから音ではありません。
音波は、人が知覚でとらえて初めて音になります。
何が言いたいかと言えば、音波をとらえてそれが音になり、その音に意味と目的を加えると、コミュニケーションが生まれるよね、ということですね。
ボクは、呼びかけを単なる音波として流してしまうたびに、音波をキャッチできていないわけで、それではコミュニケーションも取れていないわ~と反省します。
そして、キチンと音としてとらえて、そこに意味と目的を加えて、コミュニケーションをすることが大事だと改めて思うわけです。
それこそがコミュニケーションの基本ですね。
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