ゴミ箱理論。ゴミ箱を増やすか、ゴミを減らすか、あなたはどちらを選ぶか?
ビジネスをするときに大切にしている理論があります。
それが、ごみ箱理論。
ボクが勝手に読んでいる理論なので、みなさんは聞いたことが無いと思います。
ゴミ箱理論とは、シンプルな理論で、
余計なモノを増やすのではなく、余計なコトをやめよう!
というモノです。
例えば、オフィスでの一幕。
オフィスでは、各人のデスクや島毎にゴミ箱が配置されています。
そして、ある時から仕事も増えて、業務も増えると、ゴミが増えてきました。
仕方ないので、「ゴミが増えたから、大きなゴミ箱にするか、ゴミ箱の数を増やそう!」となったんです。
ゴミが増えたから、ゴミ箱を増やす。
おかしいことはありませんよね。
しかし、ここでちょっと考えてみてほしいんです。
「ゴミが増えたから、ゴミ箱を増やす。 」のであまりにも芸がない。
「そもそもゴミを減らして、箱を不要にする方法はないか?」という視点を持つことが重要です。
これを、ゴミ箱理論と勝手に呼んでいます。
この視点を持たないと、
「う~ん、クレームが増えたから、対応する人を増やそう。」
「うれしいことに、出荷量が増えたから、人を増やそう。」
みたいに拡大する一方になり、固定費が増えてしまい、利益が出にくくなります。
増やすのはカンタン、減らすのはタイヘン。
でも、減らすことを考えないと、将来的に首が締まる。
そこが重要です。
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