高齢者が歩けなくなるのは、病院の至れり尽くせりの環境があるから?
ボクくらいの年代になると、親の介護問題を抱える人もいるでしょう。
先日のブログにも書いた通り、ボクも介護に向き合っています。
慣れないことやわからないことばかりなので、いろんな人にお世話になりながらの介護です。
そんな介護領域の話?で、「高齢者の方が入院すると、歩けなくなってしまい、それに伴ってボケちゃうまうよ。それと同じで、介護せずとも、できるだけ本人が自分で考えて動けるように手助けする程度が良い」みたいな話を聞きました。
高齢者の方が病気やケガで入院すると、食事は黙っていても出てくるし、身の回りのことは看護士さんが手厚くしてくれるし、動かなくてもいい環境になります。
さらに、足が痛くて歩けなければ車いすでスイスイと移動させてくれます。
つい、大変そうだから手を貸したくなってしまうものです。
そうなると、本当に必要が無い限りベッドから降りて歩かなくなり、自分では特に何もやらなくなり、考えなくなってしまい、ボケてしまうことがよくあるそうで。
歩けなくなるのは、歩かなくなる、歩く必要がないから。
なので、「もう少し入院していた方が安心」と思っても、高齢者の方の場合はできるだけ早く退院してもらって、できるだけ自分の足で何とかしないといけない環境を提供することも大事だそうです。
確かにそうですよね。
何から何までやってもらって自分で何も考えることが無くなれば、ある意味ラクではありますが、衰退の一途を辿ることになります。
これって、仕事にも同じようなことが言えます。
自分にできることだけしかやらない、わからないことは手を出さない、そんなラクばかりをしていたら、その時は良いかもしれないけど、衰退の一途を辿ることになります。
とにかく自分で考えて、自分で行動する。
そうしないと、自分がどんどん錆びていきます。
ラクをしたい気持ちはわかるけど、ラクをできない環境が大事です。
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