DX(デジタルトランスフォーメーション)が推進できない企業とメタボの中年オッサンは、同じ構造だった。
DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する立場での仕事をしているときに感じること。
どこの会社も、「DX(デジタルトランスフォーメーション)はやった方がいいよね」ということは理解しています。
しかし、なかなかこれが進まない。
なぜなんですかね。
例えて言うならば、昔は体育会系でバキバキの体だったオッサンで、歳をとってお腹のお肉がプニュプニュになった肥満体質のオッサンのようなもの。
運動量が減って、歳をとって消費カロリーが減っているにも関わらず、昔のように食べて飲んでいたら、そりゃあ肥満体質になるわけで。
本人も、何となく「このままだとマズイな。痩せないと!」と思い、その状況に合った生活習慣に変えようとします。
しかし、片方では「自分だけは大丈夫。」みたいな変な自信があるんですね。
その自信が邪魔をするのと、生活習慣を変えるのは結構大変なので、ちょっとだけ改善はするものの、本質的なところは変えられずに惰性でそのまま突き進む。
結果、深刻な状況になってしまい、場合によっては手遅れになることもあります。
これが、DX(デジタルトランスフォーメーショ)が進まない構造と同じだなぁと思うわけで。
景気が良くて儲かっていたときの記憶が抜けず、そのままの体制や仕組みで何とかなると思っていたらいつの間にか時代から取り残されて、でも「いやいや、自分たちは大丈夫」と訳の分からない自信を持っていて、自分たちが”肥満体質”になっていることを直視しない。
DX(デジタルトランスフォーメーショ) をやらないとも、来週とか、来月に困ることはないけど、ジワジワと追い込まれて、気が付いた時は手遅れ、なんてことにもなります。
なので、やった方が良いんですけど、、、できないんですよね。
では、DX(デジタルトランスフォーメーション)を進めるには、どうしたらいいのでしょう?
これは、個人レベルの目標達成の方法と同じだと思うんですよね。
目標を立てて、やらざるを得ない環境をつくり、一緒に推進するパートナー、正しい努力の方法を明確にする。
具体的には、公に社外に宣言してしまえば、社内のメンバーのやる気が低くても、無理やりにでもやらざるを得なくなり、否が応でも推進できるわけです。
そして、何かしらの成果が出てくれば、社内の士気も上がり、DX(デジタルトランスフォーメーション)もさらに加速していくんですね。
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