目標は大事だけど、目標達成できないと心が折れてしまうなら、こんな考え方をしてみてはいかがでしょう?
目標は、とても大事です。
誰もがわかっていることですよね。
けど、「目標ってそんなに大事なの?」って思うことがあります。
例えば、営業マンが「今月の売上1000万円を目標にする!」としたとしましょう。
そこから、「1000万円の売上を達成するために、何件のお客さんにアプローチして、何件が受注を取れそうだけど、まだまだ足りないから、新規獲得するためにあんなこともしよう!」とやる気に満ち溢れます。
そう、目標を立ててスタートするときは熱量が高いんです。
しかし、月の半ばになり200万円しか売れず、1000万円までほど遠い状況になると、途端に「ああ、もうダメだ。やる気なくなったわ~」となり、残り3日で500万円となってしまったら心が折れてしまうケースはよくある話。
つまり、目標を達成できないことがわかった時点でやる気がなくなってしまうんですね。
それならば、「いっそのこと目標なんて立てなければいいんじゃね?」とも思うわけです。
ただ、目標が無ければゴールが無いのと同じで、何をどう頑張ればいいのか、何をするかの計画すら立てられないので、やっぱり目標は大事。
目標は大事だけど、目標があるがゆえに心が折れてしまう。。。
さて、どうしたら良いのでしょう?
ボクの場合は、
「目標を達成するために、仮説検証しているんだから、目標を達成できないことがわかったということは、自分の仮説が間違えていることがわかって、良かったわ~」
と思う作戦(長い)にしています。
つまり、「目標を達成したい!」
それはよくわかる。
けれど、世の中すべてが思うようにいくわけもない。
だから、目標を達成するための仮説はうまくいかなくて当たり前を前提にする。
うまくいかないののが前提だから、うまくいったらラッキーと喜べる。
うまくいかないときは、自分がどうこうではなく、仮説が間違えているだけだから、他の仮説をつくろうと思える。
なので、心は折れない。
という感じになります。
会社も下方修正しますよね。
まるでそれが悪いことのように言われます。
期待に応えられなかったという意味では悪いかもしれませんが、それだって今のやり方(仮説)が上手くいかないことがわかったことは喜ばしいことで、次のステップへ上がるために他のやり方(仮説)を立てられる良い機会という捉え方もできます。
ということで、目標を立てるのは大事、目標を達成できないとわかっても心が折れないようにするために、うまくいかないことを前提として、仮説検証をしているだけと考えると、モノゴトが上手くいくかもしれません。
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