2種類の”まさか”。事前準備ができる”まさか”には備えておこう。
昨日のブログで”まさか”の話を書きました。
「まさか」が起きた時に、「なんでオレだけ。ツイていない。。」としょんぼりしてしまうかもしれません。
ただ、そうした「まさか」の中をのぞいてみると、2つに切り分けられることに気が付きます。
ひとつは、準備すらできないこと。
例えば、突然の事故。
ある程度は防ぐことはできるかもしれませんが、予測すらできないこともある「まさか」です。
もうひとつは、準備ができる「まさか」です。
例えば、最近感じたのは、サラリーマンで55歳役職定年を迎えたとき。
役職定年を迎えた時に「こんなに頑張っていたのに、まさか、オレが?」みたいな状況になることがあります。
「まさか」と言うのは、ポジションであったり、収入であったり、待遇であったり。
自分が思っていたのと異なる状況になったときに、「まさか」と感じるわけです。
しかし、その「まさか」は、予め訪れることがわかっているので防ぐことができる「まさか」ですよね。
「自分は大丈夫だろう」という希望的観測があるがゆえに、それと異なる場合に「まさか」と思うわけです。
言い換えると、厳しい言い方かもしれませんが、訪れることがわかっている状況に対して、何も準備していなかっただけの話です。
野球でいうなら、必ず9回が訪れることが分かっているのに、ツーアウトツーストライクになって、その試合ではじめてフォークがきたことに対して、「いやいや、まさかここでフォークがくるとは。。」と言っているようなものです。
9回ツーアウトツーストライクまで追い込まれる前に、もっとはやい回でできることはたくさんありますし、もっといえば、試合の始まる前から準備をしておくことはたくさんあります。
「まさか、こんなことになるとは」が少なくなるように、できる準備はドンドンしておくと人生は逓増するかもしれません。
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