ビジネスは複雑そうに見えるけど、ものすごくシンプル。

最近よく思うこと。

「ビジネスは、複雑に見えるけど、とてもシンプルだよなぁ。」と。

なんでこんなことを思ったのかというと、いろんな事業を見ている中でふと感じたんですよね。

いろいろな事業において業績が悪くなると、アレコレ手を打とうとします。

セールをやったり、キャンペーンを打ったり、無駄な経費を削れとなったり。

しかし、ほとんどの場合、それらは一時的に上手くいくことはあっても、継続的に良くなることはありません。

なぜなら、基礎がボロボロだから。

家に例えるとわかりやすいですよね。

基礎がしっかりしていない家の内装をきれいにしても、一時的には「わーい、キレイになった！」となるかもしれませんが、そのまま住んでいたら、家が傾いたり、床が抜けてしまったり、住める状態ではなくなります。

ビジネスも同じです。

短期的に墜落しないように打ち手を施すことは重要ですが、中長期で回復させるためには基礎が重要。

例えば、モノを売る商売ならばシンプルな話で、価値ある商品を作る、（在庫をする）、キチンと出荷をする、回収をする、ここが基礎になり、その上で集客やリピートをしてもらえるように仕組みをつくるという

サイトの見せ方やチラシのデザインに手を入れたりするのも、SNS動画を使ってで集客するのも良いんですが、基礎である商品をしっかり作って、適正に在庫して、間違いなく出荷して、お金を回収できていますか？ってことです。

なので、ボクは、表面的なマーケティングなんか必要なくて、想いの詰まった価値ある商品の力がビジネスの核になると思っています。

そうは言っても、会社で働いていると、そうしたことって感じにくいですよね。

しかも、基礎を変えるには時間もかかるし、短期間で効果が出るものではないので、ついつい見えやすい表面的なことばかりに手を入れてしまう。

それでは、ビジネスは上手くいきません。

いろいろな事業に手を入れることが多いのですが、そんなことを思った夏の一日でした。