新しいことをするためには、強引さと継続できる仕組み作りが不可欠。
新しい仕事をするときのあるある問題。
新しい仕事は、既存のやり方で進めることができないことが多いので、新しいやり方をする必要が出てきます。
さらには、会社で新しいやり方をするためには、関連する他の部署に協力を仰いだり、お願いしないと進まない場合もあります。
そうすると、社内調整やらが出てきて、思うように進まなくなります。
そんなときは、社内のパワーバランスを考えて、大きな力を使い、多少強引に進めることも必要です。
しかし、強引な進め方をしても、業務をするのは結局は現場の人たち。
「とりあえず、やろう!」というのは良いですが、実際に仕事を進めるためには、既存のシステムの仕様だとできないとか、今までの運用だと抜け漏れが出ていてしまうなど、様々なハードルが出てきます。
こうしたハードルを乗り越えるために、一時的に頑張れば何とかなるなら良いのですが、継続的に取り組む場合は、何とか頑張って進めるのではなく、仕組みとして進めるスムーズな方法を構築しなければ、手詰まりになり、破綻します。
ここが重要で、強引さとスムーズにいくような仕組みをセットにしなければ、新しい仕事は継続できないということです。
これは、自分の習慣でも同じですよね。
例えば、新しい試みとして、早起きをしようとしましょう。
それまで早起きをしていない人にとって、2,3日であれば、眠くても気合と根性で起きることはできるかもしれません。
しかし、そのままの状態で早起きを続けるには厳しいもの。
早起きをするには、早く寝ることを習慣にしないと、睡眠時間が減ってしまい、昼間の時間に影響が出ます。
そうなると、夜の時間の過ごし方、帰宅時間など、生活全体を見直さなければ、新しい習慣は定着しないということです。
最初の一歩は強引でもいいですが、破綻させずに、継続をするにはそのあとの仕組み作りも大事です。
最初の一歩の強引さと、継続するための仕組み作り。
二つでひとつです。
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