#847 たまにはマーケティングのお話。「で?何でDMなの?」
みなさん、こんにちは。
たまにはマーケティングよりのお話をします。
販促会議をすると、集客をするために「キャンペーンを打つことが前提で、なんのキャンペーンを打つか?」という議論がは当たり前のように行われます。
ここで「はて?」と思うのは、自分だけでしょうか?
なぜ集客をするのに、キャンペーンを打つのでしょうか?
キャンペーンにこだわる理由。
キャンペーンDMを打つと、お客様にわかりやすくPRができます。
ご愛顧に感謝して、半期決算だから安くしますよ~、生活応援するから安くしますよ~的なアレです。他にも、新商品キャンペーン、クリスマスキャンペーンみたいなものがよくあります。
そのキャンペーンを打つと、通常時期よりも売上が上がります。
そして、そのキャンペーン成約率みたいな数値を取ります。「1000人にDMを送ったら、反応数2人、反応率が2%でした!」みたいなものです。
ここで、次に何の手を打つでしょうか?
多くの場合の会議。
ここで、DMをもっとたくさん撒いて反応数を100人にしよう、DMのデザインを変えてみよう、キャンペーンの切り口を変えよう等々のアイデアが出てきて、それをみんなでワイワイ議論するケースがほとんどです。
で、販促コンサル的な人に依頼したり、勉強会に参加するわけです。
どういうキャンペーンやDMを打てばいいのか?というところの議論を一生懸命にします。
当然、1000人にDMを送って100人くればいいですし、もっと言えば100人にDMを送って100人来てくれれば最高な訳です。
ここで発想の転換。
さてここで問題なのは、DMありきで話が進んでいることです。
世の中には、DMを打たなくても予約でいっぱいのお店、大繁盛しているお店はたくさんあります。
つまりは、お客様が一番都合が良く自分たちのことが伝わる媒体がDMならばいいのですが、DMを打たなくてはお客様が来てくれないというのは大きな勘違いです。
今までそれでやっているからという理由でDMを打っているなら、ちょっと立ち止まって考えてみることも必要で、そこで発想が拡げて、もっとお客様におもしろい価値を提供できるかもしれないよね~というお話でした。
◆近況報告◆
今日は、外部MTG、資料作成。
1D1A:競合研究。
今日も一日感謝です。