決断力のない人が、決断ができるようになる方法。
人は、日々意識しているしていないに関わらず、決断をしています。
朝起きるか、二度寝するか。
朝食はパンにするか、ごはんにするか。
テレビをつけるか、つけないか。
そうした小さな決断をしている一方で、
結婚するか、しないか。
転職をするか、しないか。
起業をするか、しないか。
といった大きな決断をすることもあります。
いずれにせよ、「う~ん、どうしようかなぁ。やろうかなぁ、やらないでおこうかなぁ。やって失敗したらカッコ悪いしなぁ。でも、やらないと何も変わらないしなぁ。どうしよう。」なんて悩んでいても何も始まりません。
何をするにも、決断をすることからすべてが始まります。
しかし、この決断というのがボクのような凡人にはなかなか難しいもの。
特に、新しいことへチャレンジする決断というのは、なかなかできないものです。
理由は、二つ。
ひとつは、自分の知らない世界への恐れ。
もうひとつは、今の自分のチカラではムリだという自信の無さの表れ。
この二つが邪魔して、やりたいと思っているけど、なかなか決断できないんです。
とは言え、決断しなければ何も変わりません。
そこで、ボクのような優柔不断でナヨナヨした人間が決断力をつけるために、どんな工夫が必要でしょうか?
ひとつは、「言葉にして口に出す」です。
例えば、複業。
「自分は、複業をやります。」と言葉にして、口にすることが大事。
その言葉は、「複業します。」とだけ言うレベルで良いんです。
このときは、まだ決断したというより、ヨチヨチ歩きレベルの決断ですが、それでも一歩を踏み出したわけです。
そして、そのヨチヨチ歩きレベルの決断で前に進むと、何回も転びます。
転ぶたびに決断が揺らぎますが、転ぶたびに「こうしたらいいんだ」「この方向へ進もうか」といった補強がされていきます。
その補強によって、自分の決断は強いものになっていきます。
さらに、決断を口にすることで、相手から質問をされる機会が増えます。
「どんな複業をするの?」「いつからするの?」「どれくらいの収入を目指すの?」などなど。
そうすると、それに自分なりの答ややり方を考えるわけです。
そして、「3か月後に、自分のこのスキルを活かした〇〇のサービスをつくって、1年後に〇〇円の売上を立てられるようになろうと思う。」といった感じで、自分の決断が色付いてくる感覚を持てると思います。
結果、決断がより細かい行動レベルの目標に落ちてくるので、行動できるようになり、行動することで決断がより強固なものになっていきます。
決断というと、「退路を断つ」みたいに考えることが多いですが、ヨチヨチ歩きからちょっとずつ強固な決断にする方法もあるということです。
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