商品をつくる、商品力を上げるための4つのステップ。
「売上を上げるために、どうしたらいいですか?」
そんな質問をされることがあります。
ビジネスでは、売上と利益を確保しなければなりません。
必要以上に売上を上げる必要はありませんが、自分の目標とする売上を上げるためには、何をしたら良いのでしょう?
ボクの考え方の軸は、”商品力”です。
では、商品力とは何でしょう?
商品力とは、お客さまにとって価値ある商品のこと。
当たり前ですが、商品がなければ、お客さんは買うことができないので、売上も利益もへったくれもありません。
これも当たり前ですが、とりあえず商品を作って、広告やランディングページで魅力的な伝え方をして良い商品に見せかけていては、一時的に売上は上がるかもしれませんが、ビジネスは破綻するでしょう。
なので、ビジネスの中心には、必ず商品があります。
そして、改めて考えてみると、商品には必ずその人、その会社の何かしらの想いがのっています。
「こんな人のこんなことを解決したい」とか、「こんなことが得意だから、この力を世の中のために役立てたい」とか。
そうした想いを体現しているのが商品であり、その商品によって誰かの困り事を解決したり、シアワセにしているわけです。
で、その商品をより良いものにするにはどうしたらいいのでしょう?
当たり前ですが、自分のこだわりだけでつくってはいけません。
自分がお付き合いしたい人にとって魅力を感じてもらえる商品である必要があります。
そのためには、商品を上げることが大事です。
商品をつくる、商品力を上げるには、ザクっと4つのステップがあります。
まずは、誰のどんな課題を解決するの?かを整理しています。
自分にとっての「顧客」とその人が抱える「課題」を仮でも良いので明確にします。
次に、「課題」と「解決策」を明確にします。
顧客の課題が明確になり、その課題をどうやって解決するのか?
どうやってその課題を解決するのか、解決する方法はその顧客に合っているか、そのあたりを明確にします。
そして、「解決策」と「商品」を明確にします。
解決をするために、どんな商品が良いのか、その商品にどれくらいのお金を払ってくれるのかを明確にします。
最後に、「商品」と「市場」を明確にします。
最初のステップの「顧客」がいる市場を明確にして、放り込んでみるわけです。
そこから、それぞれのステップにおいての改善をして、商品力を上げるわけですね。
そして、商品力が上がるとビジネスの土台が強固になり、売上も上がりやすくなります。
売上を上げるには、広告やLPも大切ですが、それよりもまずは商品力を上げましょう。
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