「ボクは無能です」と大声で言う大人になりたくない。
DX(デジタルトランスフォーメーション)を進めるために、新しいやり方を取り入れるようとするときによくあること。
それは、変わりたくない人、変えたくない人の抵抗です。
これが、なかなか重い。
時代に合わせて、ビジネスモデルを変えれば、仕事や業務のやり方も変わります。
しかし、仕事や業務のやり方を変えるのはシンドイもので、現状を変えないがゆえに、ビジネスモデルも変えられず、時代から取り残されてしまうといったケースはよくあります。
先日も、こんなことがありました。
「こういう風に業務フローを変えます。」としたときに、「それは大変なのでできません。」という、ものすごく違和感アリアリの回答が返ってきました。
「・・・?大変なので、できない?」
不思議な回答ですよね。
過渡期では、仕事量が増えるのは仕方のないこと。
未来のために今の業務を変える、そのために自分の担当業務をどう適応させるかを考えて行動するのが仕事にもかかわらず、「いやいや、そんなの大変だからできないよ」って、「自分は、無能です。」と言っているようなもの。
違和感アリアリです。
とは言え、「その人が悪いと言いたい!」と言いたいわけではありません。
逆に、これを自分に置き換えたときに、「ああ、自分も同じだなぁ」と思った次第で。。。
個人的な現状にある程度満足してしまっていて、わざわざそのバランスを壊して、未来のために負荷をかけることに対して抵抗があります。
そう、未来のために自分を適用させていかないといけないとアタマではわかっていても、それを行動に移すのは難しいもの。
「ああ、同じだなぁ」と思いました。
そして、木こりの話を思い出したわけで。
なので、仕事にも、自分にも、どんどん時代や自分のありたい姿にしていくように、負荷をかけようと思います。
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