現場で実感。DX(デジタルトランスフォーメーション)で一番大事なことは?
「DX(デジタルトランスフォーメーション)で大事なことは何ですか?」
現在、DXという言葉が付く部署なので、そんなことを聞かれることがあります。
恐らくいろいろな答がありますし、状況によっても変わりますし、ボクは専門家でもないのでよくわかりませんが、ボクなりの答えは【意識】です。
とにかくDXをするには、デジタルが前提になります。
デジタルが前提ということは、データありき、システムありきでビジネスをすることになります。
ということは、人が「この場合は、こう」「あの場合は、こう」みたいなグレーゾーンが通用しません。
そりゃそうですよね。
ジュースを買う時に、売店のおばちゃんならば「10本買うから1本おまけしてよ~」と交渉したら「しょうがないね~」と対応してくれるかもしれませんが、自動販売機に 「10本買うから1本おまけしてよ~」 と1000回言ったところで、ムリな話です。
これを理解したうえで、自分たちのビジネスを回すためには、今まで人間がフォローしたり、判断していたことをすべて明確にして、精緻なデータにする【意識】が必要になります。
これが、なかなか難しい。
今までは、データに不備があっても大きな問題にならなかったし、人がフォローできていたので、それを精緻にしていくということは今までよりも仕事が増えるので嫌がりますよね。。
そこをシステムで制御したり、人事考課に組み込んだり、やらざるを得ない状況にしてしまうのも手ですが、「今までやっていないのに、そんなに細かいデータを作りこむなんて面倒だ~」という意識と抵抗勢力が、結構大きな壁になるんです。。。
しかし、DXをすることは今の時代は必須ですし、DXをするためにはその意識を変えることが欠かせません。
良い商品を作っても、データが精緻でなければ片手落ちになるんです。
DX(デジタルトランスフォーメーション)では、データが命。
今まで整えていなかったデータを精緻なものにするには、どうしても人の手がかかります。
なので、人の意識がものすごく重要になります。
その意識を変えるために、今日も「B型のくせに細け~な~」と言われることに喜びを感じて、アタマと手を動かして未来をつくっています。
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