成功事例をなぞらえても、ほぼ上手くいかない。
成功事例を見て「よし!ウチもやろう!」となることがあります。
「その事例は成功しているわけだから、それをマネすれば成功する」という理屈ですね。
しかし、「よっしゃ!マネするぜ!」思っても、実際にやってみようとすると簡単にはマネできないことに気が付きます。
なぜなら、表面的に見えている成功には、無数の失敗から生まれた無数の工夫はもちろん、失敗を成功への糧とする土壌があるわけで。
表面だけをなぞらえようとしても、「あれ?そもそもコレって、こんな構造で、こんな仕組みを、こんなフローで、こうやって回しているんだ。。どうやってこの仕組みを作ったんだろう?この構造を支える要件って、そもそもムリじゃん。。。」となります。
例えば、 早起き。
やなら早起きをしてみて、早起きを実現するために早寝をする必要性がわかり、早寝をするためには夜の時間の使い方を変える必要があることがわかり、夜の時間の使い方を変えるにはタスクを洗い出す必要があることがわかり、タスクを洗い出したらそもそも時間が足りないから仕事を早く切り上げて家に帰る必要があることがわかり、仕事を早く切り上げるにために仕事を効率化しなければならないことに気が付き、、、などなど、それらのことをどうやって工夫していくかを考える必要があります。
ここで「その人には特殊な能力があって、自分には能力が無い」と思いがちですが、そういうわけではありません。
動いてみて、失敗して、失敗を糧に次の手を打ってみてまた失敗して、また次の手を打って、、、その繰り返しの結果、一時的かもしれませんが”成功 ”したんです。
さらにそこから成功し続けるために、日々工夫を重ねているんです。
ひとつの”成功事例”から、その裏側の途方もない工夫の積み重ねに気が付くと、「いやぁ、オレにはムリだわぁ」と思ってあきらめたくもなります。
しかし、ここで「自分なりに工夫をして手をつけるか」を考えることが重要であり、自分なりの方程式をつくるチャンスです。
自分なりの工夫を積み重ねていきましょう。
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