好きなことを仕事にする工夫。
「好きなことを仕事にしたい!」
そのためには、どんな工夫が必要でしょうか?
結論から言ってしまうと、「好きなことを仕事にするには、好きな仕事がわかっていることが必要」ということです。
逆に言うと、「好きなことがわかっていないのに、好きなことを仕事するのはムリだよね」ってことです。
好きなことを仕事するには、好きなことがわかっていないといけません(当たり前)。
では、「好きなこと」って何でしょう?
あなたは自分の好きなことが明確に答えられますか?
ボクは、、、答えられません。
ぼんやりと「マーケティングはおもしろいな」とか、「ビジネスの仕組みをつくことは好きだな」みたいなことは考えられますが。。。
自分の好きなことが言語化されていないのに、自分の好きなことを仕事にできるハズもなく。。。
では、「好きなこと」は、どうやって見つけて、言語化すればいいのでしょう?
自分の好きなことを考えるときは、「4つのステップを考えるといいよ」と聞いたことがあります。
1ステップ目は、テーマです。
何となくでも自分の好きなテーマってありますよね?
ざっくりでも、食べ物が好き、家が好き、WEBが好き、分析が好き、会計が好き、コーチングが好き、マラソンが好き、マーケティングが好きなどなど。
抽象度の高いものから、具体的なもの、趣味的なものまで幅広くあると思います。
そうしたテーマを持ってみましょう。
2ステップ目は、どんな仕事が好きなのか?
パソコンに向かって作業をするのが好きなのか、人と話すのが好きなのか、人前で話すのが好きなのか、何かをつくるのが好きなのか、データをいじるのが好きなのか、執筆するのが好きなのか、計算するのが好きなのか。
人それぞれ好きな仕事があります。
好きなテーマで、好きな仕事や作業を明確にしてみましょう。
3ステップ目は、どんな環境が好きなのか?
一人で黙々とするのが好きなのか、仲間とワイワイするのが好きなのか、キレイなオフィスで仕事をするのが好きなのか、厳しい環境が好きなのか、ほんわかな雰囲気が好きなのか。
これも人それぞれだと思います。
自分は、どんな環境が好きなのか(自分がラクできる環境ではない)を明確にすることは大切です。
ここまでの3ステップで、「好きなこと」がちょっとだけ色付いてきたように感じませんか?
ボクの場合でいけば、仕組みをつくるのが好きで、目標に向けて限られたリソースで戦略や施策を考えてカタチにするのが好きで、志が高い仲間と一緒に進めるのが好きなので、「今の会社の仕事は好き」ということになります。
そして、最後4ステップ目は、報酬です。
報酬というのは、オカネはもちろん、人から感謝されるとか、世の中のためになっているとか、そうした広い意味での報酬です。
お金はたくさん手に入れられるけど、人が困ることをやっていては自分の好きなことにはなりにくいですよね。
逆に、人に喜ばれることでも、お金が全く入ってこなかったら自分の生活に困りますし。
やはり、人のためにもなって、お金も入ってくることが好きなことになりやすいと思います。
ここで、もう一度「好きなことを仕事にする」ためには、どうしたら良いかを考えてみましょう。
3ステップ目までなら「自分の好きなこと」だけを考えればいいので、明確にしやすいし、実現しやすいと思います。
ただ、4ステップ目の報酬と得ると、話は変わります。
3ステップ目までの自分の好きなテーマで、自分の好きな作業だけやって、自分の好きな環境でしかやらないと、ただの自己満足でしかありません。
報酬を得るには、当たり前ですが、相手がいて、相手に価値を提供しなければなりません。
ということは、「自分の好きなこと」でアウトプットされるモノが、相手のためになっていなければいけません。
言うまでもありませんが、4ステップ目の「自分の満足できる報酬を得る」ということは、人の困り事や不安や不満などの”不”を解決することが必要で、 仕事は人と人の間にあるということです。
この4ステップ目のハードルを高く感じる人もいるかもしれません。
が、マーケティングの視点を使えばそれがカタチになるものです。
それをカタチにするのが、ボクの好きなことであり、仕事にしたいことなんですけどね。
さて、あなたは好きなことを仕事にできそうでしょうか?
好きなことを仕事にする工夫でした。
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