第二領域のタスクを先延ばしにしないシンプルな工夫。
「やったら良いことはわかっているけど、できない。」
仕事でも良くある話です。
「やったら良いとわかっているけど、できていないこと」ってどれくらいありますか?
すぐにやらないと困ることは、手を付けると思います。
しかし、すぐにやらなくても困らないことで、ちょっと面倒だったり、効果が出るかどうかもわからないことは、ついつい後回しにしてしまいます。
例えば、上司に「すぐにコレをやれ!」と言われたら、仕方なくでも何でもその業務に取り掛かると思います。
七つの習慣で言うところの第一領域、場合によっては第三領域。
しかし、中長期的に見て「これをやっておいた方がいいな」ということは、ついつい後回し。
これは、七つの習慣で言うところの第二領域ですね。
ここの領域のタスクは、「時間ができたらやろう」「面倒だから、気持ちが乗ってきたらやろう」とどんどん先延ばしにしがちです。
これは、会社でよくある話です。
しかし、この第二領域のタスクを先延ばしにしていると、そのうちどうにもならなくなることがあります。
ボクも「ああ、終わった。。。やっておけば良かった。」とか、「こうなる前に、なんでやらなかったんだろう。。。」ということを何度か経験していますし、だからこそ第二領域に対しての危機感が強くなりました。
なので、自分自身も含めて「まずは、第二領域のタスクを認識しているか?」を見直すことをしないといけないなって思います。
そのうえで、
「認識しているけど、何かしら課題があってやっていないのか?」
と掘り下げていきます。
「何かしらの課題」は、ボクの場合の「今すぐやらなくても特段困らないし、面倒だなぁ」ということがほとんど。。。
手を付けようとするも、「今は忙しいし、時間もないし、来週からで良っか」みたいになってしまうんですね。
完全に、先延ばし病です。
それを防ぐために、あえて”やらなければならない状態”にする工夫をします。
その工夫とは、
- 上司と打合せをして、「この日までにこれを提出します!」と期限を決めてしまう。
- 会議の場で、「いついつまでに、これをやります。」と宣言してしまう。
といったような、他の人のお力を借りて、前に進める状況にすることです。
とてもカンタンですよね。
期限を自分で決めて、他の人と約束してしまうだけ。
でも、これがものすごく効果があります。
宣言してやらなかったらカッコ悪いから、少しでもやりますから。
あなたも「ああ、これをやらなきゃ」と考えているなら、やる気に頼らず、他の人に宣言して、期限を決めてしまうのが一番です。
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