工夫のお作法。
世の中は、工夫で溢れかえっています。
何をするにも、自分なりの工夫を加えて上手くいくと、おもしろくなりますよね。
仕事をおもしろくできる人、人生をおもしろくできる人は、こうした工夫を欠かしません。
ただ「工夫をするにも、どうやって工夫したらいいの?」と思いますよね。
様々な場面で、効果的な工夫がパパっと頭に浮かべば良いですが、なかなかそうもいきません。
再現性高く、効果的な工夫をしたいところです。
そこでボクが心掛けているのが、工夫のお作法、三段活用です。
まずは、”意識”することを常としましょう。
ドラゴンボールでいうと、戦う時だけスーパーサイヤ人になるのではなく、悟空と悟飯のように常にスーパーサイヤ人でいるようなイメージですね。
「よ~し、工夫してやるぞ!」と意気込むのではなく、自然と「こんな工夫しようかな」「あんな工夫しようかな」と考えてしまう状態です。
こうなると、ピンチのときでも「ま、これくらいなら何とか工夫できそう」だなと冷静に対処できるようになります。
次に、分解しましょう。
問題というのは、いろんな要素が絡み合っているが故に、「ああ、もうダメだ~」となることが多いです。
しかし、分解してひとつひとつを見てみると、「これくらいなら何とかいけんじゃね?」と思えるもの。
例えば、「お腹のお肉がタプタプだ~」となった場合は、摂取カロリーと消費カロリーに分解してみて、摂取カロリーを朝昼晩で分けてみて、晩御飯をおかずやご飯にわけてみると、どうでしょう?
こうして分解してみると、打ち手が見えてきませんか?
そして、最後は”整理”する。
分解すると、いろんな打ち手が見えてきますが、逆に言うと「どこから手を付けよう」と迷ってしまいます。
なので、整理をしてみる。
整理とは、要るものと要らないものにわけて、要らないものは棄てること。
そして、手を付ける部分が決まったら、そこに対する”工夫”を考えるわけです。
こうすることで、検討違いの”工夫”は少なくなります。
「お腹のお肉がタプタプだ~」の例でいくと、摂取カロリーと消費カロリーに分解してみて、摂取カロリーを朝昼晩で分けてみて、晩御飯をおかずやご飯にわけてみた。
じゃあ、「晩ご飯の量を減らすくらいならできるな。」と思えるもの。
そこでの晩ご飯の減らし方は、自分なりのクリエイティビティを発揮する、いろいろなアイデアを参考にして、自分なりにカスタマイズしてみて、それが”工夫”になるわけですね。
さて、あなたはまずどんな”工夫”から始めますか?
【おススメ】マーケティングの取扱説明書。